維持療法開始後初の診察日/苦いプレドニゾロン10錠問題の行方

先日8月13日に、外来診察で虎の門病院に行ってきました。
8月7日にようやく維持療法が始まり、その後の経過を診るための診察でした。


お陰さまで、維持療法(抗がん剤のロイケリンとメソトレキセート、ステロイド剤のプレドニゾロンの飲み薬)を始めてからも、特に体調に大きな変化はなく、副作用もほとんど感じていません。プレドニゾロンを5日間飲み終わった後に出るかもしれないと言われていた倦怠感もほとんどなく、吐き気も全くありません。
強いて言えば、薬(プレドニゾロン)を飲んだ直後に何となく胃が重い感じがするのと、何となく便秘気味になったかな、という程度。
主治医のGY先生の診察では、このような状況を報告しました。先生は、

やはりプレドニゾロンは、胃腸への影響は多少はあるんでしょうね。便秘になる患者さんも確かにいます。

とのこと。まあ大して気にならないので、副作用の話はそれで終わり。僕としては、そんなことよりも気になっていることがありました。
このプレドニゾロンの錠剤が強烈に苦く、しかも28日の治療サイクルの最初の5日間は、朝昼にそれぞれ10錠ずつも飲まなければなりません。そして10錠まとめて飲もうとすると、どうしても1〜2錠が口の中に残り、それが強烈に苦くてしつこい後味を残すのです。薬のマズさとしては、入院中に飲んでいたドロっとした液体のイトリゾール(抗真菌薬)と並ぶレベル(笑)。
そもそもなぜ10錠なのか。なぜ1錠を大きくできないのか。
そんな思いを胸に、先生に、

プレドニゾロン、すごく苦くて10錠とか飲みにくいんですけど、なんかもっと大きい錠剤とかはないんですかね?

と思わず聞いてしまいました。すると先生はすぐに薬を検索してくれたのですが、

うーん、粉の薬とかはありますけどねえ。粉の量は増えますねえ。。。

とのこと。あの苦い錠剤が粉になんかなったら、強烈な苦味が口の中に広がって、取り返しのつかないことになりそうです ((((;゚Д゚)))))))
速攻で先生には

いや、やっぱりいいです!今の錠剤でいいです!

とお答えしました。
まあなんだかんだ言いながら、5日間の最後の方には、なんとか10錠まとめて一気に苦さを感じないで飲めるようになりましたしね。
またこのプレドニゾロンについては、そもそも抗がん剤ではないこと、また入院中のHyper-CVAD療法でもMA療法でもステロイド剤(デキサート等)は点滴していることなどから、今、維持療法として服用しても、その効果がどの程度あるかはよく分からないという面もあるようです。同じく維持療法で飲んでいるロイケリンとメソトレキセートは抗がん剤なので、一定の効果はあると思われますが。
ということで、

プレドニゾロンはいずれやめてもいいかもしれませんね

とも言われたんですが、

まあまだ始めたばかりですし、副作用も気にならないので、しばらくは続けましょうか

ということにしました。
ちなみに、維持療法を始めると下がると覚悟していた白血球数は、3600と前回と同じ値。これには少し安心しました。
次回診察は、維持療法開始後の経過も問題ないということで、2週間後となりました。当初は、維持療法を始めてからしばらくは毎週診察、と言われていたので、これも良かったです。
なおプレドニゾロンについては、

オブラートに包んで飲んでは?

薬を包んで飲みやすくするゼリーとかありますよね?

そもそも、別に10錠まとめて飲まなくても、5錠ずつ2回に分けて飲めばいいだけでは?

などのアドバイスを各方面からいただきましたが、慎重に検討した結果、これまで通り、「10錠まとめてそのまま飲む」という方針でいかせていただくことにいたしました。
だって面倒臭いんですもん、特に外出先でのランチの後に飲む時とか。
まあそんなことが気になるくらいで、あとは順調ということですね(笑)。

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