広がる・潰れる帯状疱疹/腫瘍のMRI画像:白血病・悪性リンパ腫闘病記(62)

前回の闘病記からの続きです。
入院中の腰のMRI画像。腫瘍が縮小。2013.7.31


◼︎2013年7月30日(火)。入院79日目。抗がん剤治療開始から71日目。
前日に大部屋から個室に移り、他の患者さんの物音が気にならなくなったこともあり、この夜は久しぶりにぐっすり眠れました。
しかし、帯状疱疹は着実に広がっていました。この日の患部の写真はこちら(閲覧注意)。
また、しばらく前からの発熱も続いていました。朝から38度前後です。
肺炎の疑いを消すため、胸のCTを撮影しました。前日同様、一階のCT室には車椅子を押してもらって行きました。病室でレントゲンも撮りました。
夕方には熱が38.6に上がってしまい、この日に予定していたシャワー(背中の帯状疱疹のため下半身のみ)は翌日以降に延期となってしまいました。背中は看護師さんに拭いてもらいました。
ただ、その後は熱も下がり、胃腸の調子も回復して気分も良く、久しぶりにMacを出して視覚障害のリハビリをやったり、iTunesで映画を見たりしました。体調と気持ちは直結しているなあと再認識しました。
やはり、前日に考えたように、

先を見て無理してがんばろうとせず、流れに身を委ねて、自分は今その時にできることだけに集中していけば、自然と道は開けるはず

と思いました。
◼︎2013年7月31日(水)。入院80日目。抗がん剤治療開始から72日目。
朝、熱を測ったら、また38.4度に上がっていました。
朝、担当医のMY先生が、数日前に撮った腰の腫瘍のMRI画像を持ってきて説明してくれました。冒頭の写真の左上が前月、右上が前々月、左下が3週前、右下が数日前の画像です。

MRIの結果、今回も腫瘍は小さくなっていました。MRI上で黒く残っている部分もありますが、これが腫瘍として生きているものかどうかはMRIでは分かりません。現在の抗がん剤治療が8コース終わってから、PET-CTを撮って、腫瘍が残っているかどうかを判断します。

熱は帯状疱疹の影響かもしれません。飲み薬ではなく点滴を入れましょう

その結果、飲み薬のバルトレックスを中止し、点滴へ移行しました。また飲み薬のメチコバールを開始しました。
しばらくして、熱は下がりました。点滴のお陰かもしれません。熱が下がったため、前日延期となった下半身のシャワーも無事浴びることができました。背中を気にしながらも、顔と頭も洗えました。
シャワーの後、看護師さんに背中の帯状疱疹のガーゼを張り替えてもらいながら写真を撮って見せてもらいました。予想以上にひどい状態で我ながら驚きました。看護師さんと話しながら何気なく右脇の下を触ったら、いきなり水疱が破裂して、体液がたくさん飛び出して、Tシャツの袖が濡れましたこれにも驚きました。

帯状疱疹は、思った以上に大変かもしれない

と思いました。
この日、看護師さんに撮影してもらった帯状疱疹の患部の写真はこちら(背中)こちら(脇の下)(閲覧注意)。
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