気温の上昇と免疫力の低下の微妙なバランス/虎の門病院定期診察

今日は虎の門病院での定期診察日でした。前回の診察から4週間ぶりです。
虎の門病院


昨日の女子医大に続いて、2日連続の通院日です。今の体力では連チャンはなかなかきついものがあります。
前回の診察の時、血液検査の結果を受け、維持療法の抗がん剤の量を増やしました。それまで、ロイケリン、メソトレキセートともに標準量の60%だったものを、70%に増やしました。
その結果として、副作用で血球の数が減っていないか、肝臓の数値が上がっていないかが、今日の診察で気になるポイントでした。
GY先生の診察の内容は以下の通り。

白血球 前々回7.1→5.6→7.7
ヘモグロビン 前々回10.9→10.5→11.0
血小板 前々回206→151→173

以上のように、白血球は増加して引き続き正常値。
ヘモグロビンは微増で問題なし。
血小板も増加し正常値。

よって血球については問題なし。
続いて、肝機能の数値について。

AST(GOT) 前々回20→17→16
ALT(GPT) 前々回65→44→61
LD 前々回203→225→221

以上のように、AST(GOT)は微減で引き続き正常値(13〜33)。
ALT(GPT)は今回は増加に転じ、正常値(8〜42)を超過。
LDは微減で引き続き正常値(119〜229)。

このように、前回ほぼ標準値となった肝臓の数値も、ALT(GPT)については増加し、再度、標準値を超えることとなりました。でも、GY先生によると、問題のない範囲でしょうとのこと。
ということで、引き続き維持療法の抗がん剤の量は現状維持となりました。つまり、標準量の70%です。
ただ、引き続き風邪の症状は残っています。毎日、37度前後の微熱が続いており、日替わりで鼻や喉の症状が出てきます。抗がん剤の副作用の免疫抑制が原因です。
気候が暖かくなれば風邪も多少は良くなるはず、と期待していたのですが、抗がん剤の量を増やした影響で免疫力がまた下がってしまったためか、なかなか風邪の症状は抜けません。
つまり、気温の上昇と免疫力の低下の微妙なバランスの上に、現在の僕の体調は成り立っているということですね。
早くすっきり治って欲しいのですが。
でも、白血病・悪性リンパ腫脳腫瘍の再発を大して心配せずに、風邪(と帯状疱疹後神経痛)の心配をするくらいで、ほぼ普通の生活ができているだけでも、ありがたいことだと思います。

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「気温の上昇と免疫力の低下の微妙なバランス/虎の門病院定期診察」への2件のフィードバック

  1. 抗がん剤の副作用である免疫抑制による風邪の症状が、改善しにくいことは厄介ですね。
    これからの季節は気温が急上昇する時があり、発汗しやすくなります。
    汗をかいて身体が冷えてくると、風邪がさらに治りにくくなります。
    釈迦に説法ですが、お身体をお大事になさってください。

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