猛暑と痛みの関係(帯状疱疹後神経痛)

すごい暑さですね。ちょっと外出するだけでも大量の汗をかきます。
蚊取り線香


お陰さまで、抗がん剤の維持療法を3週間中断して、免疫力が回復し、風邪の症状が治まった後は、体温も平熱をキープし、体調もよい状態が維持できています(痰の症状だけは残っていますが、これは風邪や免疫力とは別のような気がしています)。
平熱に戻ったことは非常にうれしいのですが、一方で、ここのところ帯状疱疹後神経痛の痛みが強くなっています。そのため痛み止めの医療用麻薬、オキノームを飲む頻度が増えています。
しばらく前までは(7月中旬頃まで)、オキノームを全く飲まずに過ごせる日が増えていました。そして昼間の外出などで疲れた日だけ、夜になると痛みが強くなり、寝る前にオキノームを飲む、という感じでした。
しかし最近は(ここ3週間ほど)、寝る前には必ず痛みが強くなるため、毎晩オキノームを飲んでいます。「今日は大丈夫かも」とオキノームを飲まずに無理矢理寝ても、しばらくすると痛みで目が覚めてしまいます。
また朝も、以前と同じように痛みが強い日が多く、目が覚めて布団の中にいる段階から痛い、というような状態です。そのため夜だけではなく午前中から痛みに耐えかねてオキノームを飲むこともあります。
なぜ最近になって痛みが強くなり、オキノームを飲む回数が増えたのか。
基本的に帯状疱疹後神経痛の原因となる神経の損傷は悪化するはずがありません。以前、NTT東日本関東病院のペインクリニックの先生に言われたように、神経を傷つけた帯状疱疹のヘルペスウイルスはとっくに患部からいなくなっているので、神経の状態は悪化するはずがなく、現状維持か改善かのどちらかしかないはずです。だから痛みが強くなるのは、基本的に外部要因です。
・・・と、ここまで書いて気づきました。去年の夏にも、ほとんど同じことをブログに書いていました。
▼痛みと倦怠感の一週間/プレドニゾロンの副作用?|オーシャンブリッジ高山のブログ(2014年09月07日)

これまでのように夜中や朝方に痛みで目が覚めて痛み止め(オキノーム)を飲むだけではなく、午前中や昼間から痛み止めを飲まざるを得ないことも増えています。

思いつく理由はなし。あえて言えば、気候の変化、気圧の変化が原因でしょうか。

こう考えると、今回の痛みも、この暑さが原因ではないかと思われます。暑いと汗をかき、体力も消耗します。そのため身体に負担がかかり、神経痛の痛みも強くなっているのではと思います。疲労で痛みが増強するのと同じようなことなのでしょう。
しかし、こうして昨年の夏のブログ記事を改めて読み返してみると、1年経っても帯状疱疹後神経痛はまるで改善していないように見えます。
でもそんなことはありません。前述のように、7月中旬頃までは、オキノームを飲まずに過ごせる日もありました。明らかに回復を実感していました。今は暑さのために一時的に痛みが増強しているのだと思います。患部が悪化するはずはないので、原因が暑さにあることは間違いないと思われます。
でも、最近、周囲の人によく言われるのですが、この暑さでは健康な人でも体調を崩してしまいますよね。
だから、自分も焦らず、痛みは痛み止めでうまくコントロールしつつ、生活していきたいと思います。一歩一歩ですね。

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