2024年 新年のご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
年初に発生した能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様、ご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された方々の安全と一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

 昨年は新型コロナが5類に引き下げられたことを皮切りに市中の活気が戻り、海外からの旅行者の数も以前並の水準にまで戻りました。毎朝の混み合う出勤風景や観光客でごった返す街並みを見ると、コロナ禍で行動が制限されていた時期は夢だったのではないかと思うほどです。日常生活が活気ある雰囲気を取り戻す中、新しい働き方の議論やその実現に向けた動きが様々な業界で散見されますが、コロナ渦中に新しく根ざした価値観やライフスタイルは以前のものに巻戻ることはなくこのまま発展を遂げていき、多くのビジネスやサービス、技術に大きな影響を与えていくのだろうと肌で感じています。

 私共はリモート技術のソフトウェアとサイバーセキュリティのソフトウェアを販売していますが、昨年はリモートワークとオフィスワークが混じり合ったハイブリッドな働き方を支えるための解決策として、私共のソフトウェアを提案する機会が多かったと感じています。新型コロナの渦中においては、仕事を安全に継続するためにテレワーク環境の構築が急務でした。しかし、コロナ禍の出口が見え始めてきた昨年初ごろから、ただ単にテレワークを実現させるというよりも、より従業員が働きやすい環境を構築するためや、より便利にお客様へサービス提供をするためにリモートアクセス技術やセキュリティの仕組みを提案する場面が多くあったと感じます。

 昨年は大手のお客様を中心にこうしたITツールの導入が進みましたが、今年は業界・業種に限らず、さまざまな企業規模のお客様でITツール導入の検討が進むのではないかと考えています。加えて、サイバー攻撃の脅威は大手企業だけの課題ではなく、サプライチェーンを構成する全ての企業の課題でもあります。しかし、中小、中堅の企業にはIT技術の導入が容易ではないお客様もたくさんいらっしゃいます。そのため、導入が簡単な私共のリモートアクセスツールとセキュリティツールを高い品質の技術サポートとともに届けることで、新しい働き方の実現や新サービスの立ち上げ、事業に集中できるセキュアな環境の実現の一助になることを目標にしていきたいと思います。

 企業が取り組まなければならない課題は留まるところを知りません。IT商社である私共は、こうした社会の移り変わりの中でチャレンジし続ける日本のお客様に対し、『使えるITを、世界から』届けることでこれからも貢献していきます。

 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

株式会社オーシャンブリッジ

代表取締役社長 澤 紀和

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