ランサムウェア対策をより簡単に設定できるセキュリティ対策スクリプトを搭載
株式会社オーシャンブリッジ(本社: 東京都港区、代表取締役社長:澤紀和、以下オーシャンブリッジ)は、 ファイルサーバとクラウドストレージをまとめてファイル監査・セキュリティ強化が可能なFileAuditの最新版「FileAudit6.6(ファイルオーディット6.6)を11/5にリリースし、提供を開始しました。
FileAuditはITに不慣れな管理者でも使いこなせるように設計されたシンプルなファイルアクセスログ管理ツールです。オンプレミス・クラウドストレージの両方に対応しており、保存されたファイルのログ管理だけでなく、不審なアクセス行動の検知、アラート発出、強制ログオフなどの一次対応といったファイルセキュリティの強化を実現します。
「FileAudit6.6」の新機能および強化点
〇x64対応によりメモリ容量が拡大し、データ処理が改善
x64対応OSでFileAuditを実行することで、利用可能なメモリ空間が拡張され、データ処理性能が向上します。
- x86環境における2GB RAMの制限を解消
- 大規模または複雑なデータセットを扱うワークフローを高速化
- 複数レポートの同時生成が可能
なお、FileAuditのインストーラーは、実行環境に合わせて自動的にx86版またはx64版をインストールします。
〇レポート作成で運用データベースとアーカイブデータベースを容易に切り替え可能
レポート作成時に、運用データベースとアーカイブデータベースをシームレスに切り替えられるようになりました。

〇事前定義スクリプトの搭載によりランサムウェア対策を簡単に設定可能
FileAudit6.5までは、不審なアクセスを検知した際に、自動で実行するアクションスクリプトについては実行に必要な項目(引数等)を手動入力して自作する必要がありましたが、FileAudit6.6ではセキュリティ対策で多く利用する一般的なアクションスクリプトが事前に搭載されています。
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【搭載されるスクリプト例】
- ユーザーアカウントの無効化
- ユーザーのログオフおよび無効化
- ユーザーのログオフ+ユーザーおよびコンピューターアカウントの無効化
- リモートマシンのシャットダウンなど
これにより、ランサムウェアに代表されるデータ侵害のセキュリティ対策を、ミスなく簡単に設定することが可能になりました。

FileAuditについて
ファイル監査・セキュリティ強化ツール「FileAudit」はクラウドストレージのログにも対応した、非IT管理者でも使いこなせるように設計されたファイルサーバーログ管理ツールです。
さら不正アクセスなどのデータ侵害から大切な情報を守るさまざまな機能を搭載しています。シンプルかつエージェントレスでの導入形式により、一般的なツールに比べて、インストールにかかる手間を省くことが可能です。

