株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社の高速・多機能ファイルビューア「Brava(ブラバ)」が、株式会社アーレスティ(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:高橋新、以下アーレスティ)に採用され、自動車業界で高まるセキュリティニーズに対応したファイル閲覧環境に組み込まれたことを発表しました。
アルミニウムやマグネシウムのダイカストなどを生産する自動車部品メーカーのアーレスティは、取引先や多数のサプライヤーと仕様書や設計図など秘匿性の高いドキュメントをやり取りするため、従来から情報セキュリティ対策に取り組んでいました。しかし、ここ数年のトレンドとして、取引先のより高い情報セキュリティニーズへ対応することが課題となっていました。一方ビジネス面でもグローバル展開が進められ、セキュリティの対象範囲も拡大している状況でした。
そのような状況の中、パソコン全台のOS入れ替えをきっかけに、既存ビューアのバージョンアップ以外に、いくつかのビューアを検討しました。評価した結果、「既存システムとの連携」「コスト・工数削減」「使い勝手」「豊富な機能」「海外展開」といった条件を全て満たした、Bravaが採用されました。
導入後は、既存システムと連携し、原本ファイルのダウンロード禁止、印刷禁止、画面のハードコピー禁止機能により、情報を持ち出せない環境を実現しました。閲覧中は閲覧ユーザーの名前がバナー表示され、「社外秘」などの透かし文字が入ることで、ユーザーのセキュリティ意識の向上にも役立っています。
また、ファイルビューアの機能として、差分表示機能を活用することで作業ミスを低減でき、また計測ツールの活用によりビューア上でも部品の寸法を確認できるなど、業務の効率化も同時に実現できています。
今後は、海外拠点や部品を供給しているサプライヤーへのBravaの展開も検討していく予定です。
【株式会社アーレスティ Brava導入事例】
URL : http://www.bravaviewer.jp/casestudy/ahresty.html (Bravaサイト)
【株式会社アーレスティについて】
株式会社アーレスティは、アルミニウムやマグネシウムのダイカスト製品を生産し、大手自動車メーカーなどに納入している。また、最終製品としては、OAフロアを実現するフリーアクセスフロアパネル「モバフロア」を日本で初めて開発している。東京都、埼玉県、愛知県をはじめ、関係会社もあわせて、海外(アメリカ、メキシコ、中国、タイ、インド)にも展開している。
「Brava」について
Bravaは、文書・図面管理システム等に組み込むことにより、セキュリティ強化と生産性向上を同時に実現するファイルビューアです。CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDFなど様々な形式のファイルをブラウザで表示し、ファイルの持ち出しを禁止する「禁止設定(ダウンロード、印刷、画面コピー)」、相手にファイルの修正指示をスムーズにする「マークアップ機能」、修正前後の差異をひと目で判別する「差分比較機能」、相手に見せたくない情報をマスキングする「墨消し機能」などの機能を搭載しています。ファイルの部門内や社内共有、さらに関連会社や取引先といった、ファイル共有を行う様々なシーンで活躍するソリューションです。