株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中田明、以下オーシャンブリッジ)は、企業内のファイルサーバーに保存された各種文書・図面・画像ファイルを、フォルダ構造をそのままWebポータルへ変換する文書共有ソリューションの最新版「Brava 16 for FileServer」(ブラバ 16 フォー ファイルサーバー)を本日リリースし、販売を開始しました。
最新版では、主にユーザビリティの向上とHTML5ビューアの機能が強化されています。PCやiPadに加えて、iPhoneからのファイルの閲覧にも対応しました。Windows 10およびMicrosoft Edgeにも対応し、マルチデバイス、マルチブラウザ環境での活用範囲を拡張しています。また、従来からの特長であるCAD図面の閲覧機能が強化され、CADファイル(2D図面)の図形の属性情報をビューア上で表示できるようになりました。閲覧だけでなくファイル登録時の機能も強化しており、ブラウザ上からでもファイルの登録や削除が行えます。
■「Brava 16 for FileServer」の主な機能強化、機能追加点
◇フォルダ/ファイルツリーを表示するためのテンプレートの種類を追加
フォルダ/ファイルツリーを表示するためのテンプレートの種類を追加し、見たいファイルに容易に辿り着けるようになり、ユーザビリティの向上が図られています。また、スマートデバイスからでも操作しやすいようにデザインされています。
◇「コントリビューター」機能によるブラウザ上からのファイル登録
これまではエクスプローラーから直接ファイルをファイルサーバーに保存する必要がありましたが、コントリビューター機能により、ブラウザ上からでもファイルの登録や削除、閲覧時の印刷やダウンロードの可否をファイル毎に設定することができます。
◇スマートデバイス対応を強化
スマートデバイス対応としてiPadに加えて、iPhoneとアンドロイドタブレットからのHTML Viewerによる閲覧にも対応しました。社外からでもiPadなどのスマートデバイスを使用した文書・図面ファイルの閲覧が可能となり、スマートデバイスを利用したワークスタイルの利便性をさらに向上させることができます。
◇Windows 10およびMicrosoft Edgeに対応
クライアントの動作環境として、Windows 10に対応しました。マルチブラウザ対応により、Internet Explorer 11を使用する場合はActiveXビューアを、Chrome、Firefox使用する場合はHTML5ビューアをそれぞれ使用することができ、新たにMicrosoft Edgeにも対応しました。
その他の新機能・強化点についてはお問い合わせください。
■働き方改革における「Brava for FileServer」の役割
昨今、働き方改革が求められるなかで、時間と場所を選ばずに社外からでも必要な情報にアクセスできる環境を提供することが企業にとって重要な課題となっています。ファイル管理においては、社内ネットワーク上での従来のオンプレミスでのファイルサーバーの管理から、クラウドストレージでのファイル共有や、社内ファイルサーバーへのリモートアクセスの仕組みを用意することが多くなっています。一方で、社外からファイルへのアクセスを許可することで、重要なファイルが社外に持ち出されてしまうことでのセキュリティリスクに対する対策が新たに求められています。
こうしたニーズに対し、ファイルサーバーに保存されたファイルをBrava for FileServerの変換機能を利用して共有することで、ファイルの閲覧を許可しながらも、オリジナルファイルの流出を根本的に防止することを実現します。またクラウド環境やモバイル環境のようにネットワーク回線が制限される環境でも、重たいファイルを高速・快適に閲覧できる仕組みを提供しており、効率的な情報共有と強固なセキュリティという相反するニーズを満たす環境を実現します。
■セミナー開催情報
8月2日(水)に本製品を紹介するセミナーを開催します。
◇開催日時、会場 : 2017年8月2日(水) 15:00〜17:00 オーシャンブリッジセミナールーム(渋谷)
◇セミナー詳細:https://www.oceanbridge.jp/cms/event/form/sem_20170802.html
■「Brava for FileServer」製品ページ
ファイルサーバーをWebポータル化する文書共有ソリューション「Brava for FileServer」製品ページ
■「Brava for FileServer」について
Brava for FileServerは、ファイルサーバーに保存されたファイルを、フォルダツリー構造を含めてそのままWebコンテンツを作成し、CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDFなど様々な形式のファイルをブラウザで表示することができるソリューションです。Webポータル上でファイル名をクリックすると、オリジナルファイルではなく、表示専用に変換されたデータを閲覧するため、テキストコピーや印刷、またはダウンロードなどを禁止した上で、ファイルの共有を実現することができます。