ビジネスコミュニケーションも、メールからTwitterに置き換わっていく(一部は)。

今日、Twitterでミーティングのアポイントが3件入りました。
「打ち合わせしませんか?」「会いませんか?」から、日時の調整まで、全てTwitter上で完結。その間、メールのやり取りは一切なしでした。(その後、背景の説明等で、メールをやり取りした方もいたのですが)
最近特に思うんですが、僕の周りでは忙しい方ほど、メールをたくさん受信されるために、メールをお送りしても読んでいただいて返事をいただくまでのタイムラグが長くなる傾向にあります。
でもTwitterのReply(Mention)やDirect Messageは、まだ件数が少ないこともあり、Twitterユーザにとっては目に付きます(もちろんFollower数が数万人もいるような方は大量のReplyを受け取っているかと思いますが)。つまり視認性が高い
また、メールはどんどん溜めていってしまい、処理を後回しにしがちですが、TL(Time Line)上につぶやきがどんどん流れていくTwitterは、よりリアルタイム性が強く、流れてきた情報を「その場」で処理する(Replyする、Retweetする)傾向が強くなっています。つまり処理のリアルタイム性(即時性)が高い


そしてTwitterの場合、140文字以内という制限があるため、要件のみで簡潔に返信できます。メールのように、「●●株式会社 ○○様」とか「お世話になっております」とか「何卒よろしくお願いいたします」とか、そんなのは必要ありません。
Twitter上では、「来週あたり会いませんか?」→「水、木あたりでどうでしょう」→「では木曜日で」→「了解です!」みたいなシンプルなやり取りです。だからメールに比べて、返信する際の心理的な敷居が低い
中でもおもしろかったのが、Twitterとブログでしか交流がなく、つまりお会いしたこともない方と、Twitter上でミーティングの約束をしたこと。
お互いにメールアドレスすら知らないわけですが、ともにブログを書いており、たまにコメントなどもやり取りしていたため、何となくどんな方なのかは分かっています。その方からTwitterのDirect Messageで連絡が来て、そのままミーティングの目的についてやり取りをして、日時と場所を確定しました。
その後、詳細な背景を教えていただくために、メールでも少しやり取りをしたんですが、そのメールアドレス自体、TwitterのDirect Messageでやり取りしました。
最近、世界的にTwitterへの注目度が高まっており、ネットに限らず新聞やテレビ等のマスメディアで取り上げられる機会も非常に増えています。そうした報道では、どちらかと言うと「ゆるいつながり」「ゆるいコミュニケーション」といった文脈で語られることが多くなっています。あるいは、米国での大統領選などを例に挙げた告知手段、マーケティング手段としての文脈です。
でも、今日の経験で、メールに依存した現在のフォーマルなビジネスコミュニケーションについても、その一部はTwitterで置き換わっていくと感じました。
オーシャンブリッジが2005年にワールドビジネスサテライトの取材を受けた際、イントラブログ(社内ブログ)が、メール洪水に対する一つの解決策になるというような話をしたんですが、Twitterには、それ以上にビジネスコミュニケーションを変革する可能性があるように感じています。
メールと比較した視認性の高さ、リアルタイム性(即時性)の高さ、敷居の低さ。一Twitterユーザとして、こうした観点でも、Twitterの可能性を探っていきたいと思っています。
高山のTwitterはこちら→ ●Noriaki Takayama (nori_taka) on Twitter

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