白血病・悪性リンパ腫闘病記(4):生検の結果はB細胞性リンパ芽球性リンパ腫/5年生存率40%にショック

前回の記事からの続きです)
不安な2週間を過ごした後、2013年5月7日(火)に、国立がん研究センター中央病院に生検の結果を聞きに行きました。
この日の午前中は、たまたま東京女子医科大学病院でのMRI検査と診察がありました。2年前の脳腫瘍手術の後の定期検査です。MRI検査の後、脳神経外科TM先生と放射線科KM先生の診察で、頭には問題がないことを確認しました。


女子医大での予定が終わった後、がんセンターに向かいました。がんセンターでは、まず採血、採尿、および胸部、仙骨部のレントゲン撮影の後、骨軟部腫瘍科・整形外科のK先生の診察を受けました。
K先生は、まずレントゲン画像を説明してくださいました。「この2週間では腫瘍は大きくなってなさそうなので、まずは安心」とのこと。
そして、生検の病理検査の結果を聞きました。結果は、

「B細胞性リンパ芽球性リンパ腫」

とのことでした。そして、「この診断結果だと、担当するのは血液腫瘍科になりますので、詳しくはそちらの先生に説明してもらいましょう」ということで、別室に案内され、同科のM先生の診察を受けました。
M先生は早速、生検の結果を、紙に書きながら説明してくれました。およそ以下の様な説明でした。

・生検の病理検査の結果、腫瘍の種類は、「B細胞性リンパ芽球性リンパ腫」。
・悪性度は高悪性度。進行が非常に早い。
・この細胞は、「急性リンパ性白血病」と同じ細胞。
・よって、急性リンパ性白血病と同じ治療を行うことが標準治療。
・標準治療については病院間での治療成績の格差はない(どこの病院で治療しても同じ)。
・標準治療があるとは言え、非常に手強い病気。
・いずれ骨髄移植が必要になるかもしれない。
・治療期間は約2年。

先生の説明を聞いた僕は、すぐに質問しました。

「この病気の5年生存率は何%くらいでしょうか?」

すると先生は、

「40%くらいです」

と答えました。
僕は、本当にショックを受けました。
これは、5年以内に死んでしまう確率の方が高いということです。
標準治療があるのはいいが、その標準治療を受けても半分以上、60%の確率で5年以内に死んでしまうということです。それでは困ります。
そして、「標準治療がある以上、どこの病院で治療を受けても治療成績は同じ」とのこと。つまりどこの病院で治療を受けても、60%の確率で5年以内に死んでしまいます。
それもあってM先生は、「治療を受けるなら、がんセンターでもいいが、脳腫瘍の再発の可能性等も考えると、女子医大の方がいいのではないか」と言いました。そして女子医大の血液内科への紹介状を用意してくれました。
先生の話を聞きながら、僕は考えていました。

「標準治療を越える治療をしてくれる病院を探さなければ」

その夜から、「悪性リンパ腫や白血病に強く、標準治療に留まらない治療をしてくれる病院」を探し始めることになります。