株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社の高速・多機能ファイルビューア「Brava」が、富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗原博)が提供するWeb統合情報管理システム「ArcSuite Engineering」との連携ソリューションの提供を開始したことを発表しました。
情報セキュリティの強化が求められる中、特にものづくりの現場である製造業では、取引先や多数のサプライヤーと設計図や仕様書など機密性の高いデータをやり取りするため、従来よりも高い情報セキュリティが求められています。また同時に、ビジネスのグローバル化に伴い、海外とのやり取りにおけるセキュリティ対応も重要になってきています。
このような状況の中、製造業で高い実績を誇るソフトウエア「ArcSuite Engineering」とファイルビューア「Brava」の連携ソリューションにより、従来よりも高いセキュリティ対策を実現することが可能になります。Bravaは、ArcSuite Engineeringと連携し、ArcSuite Engineeringの設定を引き継ぎ、原本ファイルのダウンロード禁止、印刷禁止、プリントスクリーン禁止といったファイルの持ち出しができない環境を構築できます。※
※本連携ソリューションは案件ごとにシステム構築が必要となります。
さらに、強固なセキュリティシステムは使い勝手とトレードオフの関係になるのが一般的ですが、Bravaはシステム担当者にとっても利用ユーザーにとってもメリットをもたらします。システム担当者にとっては、個々のクライアントPCにアプリケーションを導入する手間が省け、利用ユーザーにとっては、データをダウンロードせず高速ビューアで表示するため、閲覧のための待ち時間が少なくなり、生産性の向上が期待できます。
オーシャンブリッジは、製造業でのセキュリティ強化と生産性向上の環境構築の普及を目指し、今後「ArcSuite Engineering」と「Brava」の連携ソリューションの提供を強化していきます。
「Brava」について
Bravaは、文書・図面管理システム等に組み込むことにより、セキュリティ強化と生産性向上を同時に実現するファイルビューアです。CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDF、DocuWorksなど様々な形式のファイルに対応し、ブラウザ上で高速に表示できます。ファイルの持ち出しを禁止する「禁止設定(ダウンロード、印刷、プリントスクリーン)」、相手にファイルの修正指示をスムーズにする「マークアップ機能」、修正前後の差異をひと目で判別する「差分比較機能」、相手に見せたくない情報をマスキングする「墨消し機能」などの機能を搭載しています。ファイルの部門内や社内共有、さらに関連会社や取引先といった、国内外のファイル共有を行う様々なシーンで活躍するソリューションです。