2013年04月28日

iPhoneやiPadで自宅のブルーレイレコーダーを外出先から視聴できるSlingboxが便利!

先日、電子雑誌Flick!を読んでいたら、「iPhoneでテレビを見る方法」という特集があり、その中で「Slingbox」という機器が紹介されていました。「レコーダーをそのまま外出先に持ちだそう」という見出しに僕の物欲が反応し、早速購入してみましたのでレビューしたいと思います。先月発売された最新モデルのSlingbox 350です。

Slingbox

■Slingboxとは?

Slingboxは、自宅のブルーレイレコーダーとインターネット回線に接続するだけで、外出先からiPhone、iPad、PCを使って、レコーダーに録画した番組や放送中の番組をそのまま見ることができるというもの。見るだけではなく、レコーダーのリモコン操作も可能なので、録画予約なども可能です。

■背景:サッカーの試合をいつでもどこでも見たい!

実は僕はあまりテレビを見ません。見るのはサッカーのバルセロナの試合(リーガエスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ等)と、NHKの朝ドラ(連続テレビ小説。今は「あまちゃん」)、そしてWOWOWで放映される映画くらいです。

サッカーの試合は、できるだけ結果を知らずに見たいものです。でもヨーロッパのサッカーの試合の多くは深夜から早朝に生放送されます。そうすると生では見ることができず、録画したものを後で家で見ることになります。でも試合を見る前に、思いがけずネットで、特にFacebookやメールマガジン等で試合結果を目にしてしまうことがあります。そうしたリスクを避けるためにも、できるだけ早く録画した試合をこの目で見たいわけですが、例えば帰省中や旅行中にはそれは叶いません。

その問題が解決できるはず!と思ったのが、僕がSlingboxに惹かれた一番の理由です。でも実際に買って使ってみて、それ以外にも色々と使えそう!と感じています。その話は後ほど改めて。

■設置・設定

Slingbox 350のパッケージ側面には「モバイル端末でTVを持ちだそう:ノートパソコンも、タブレットも、スマートフォンもTVに早変わり!」というメッセージが。

Slingbox

パッケージを開けるとこんな感じ。

Slingbox

思ったよりも小さいです。iPhone 5と並べるとこんな感じ。やっぱり小さい。

Slingbox

接続、設定は簡単です。パッケージ裏面にあるこの3ステップの通り。

Slingbox


まずは同梱のD端子/コンポーネント変換ケーブルで、Slingboxとブルーレイレコーダー(うちのはPanasonicのDMR-BZT810)を接続します。レコーダー側はD端子出力に接続します。僕はテレビ(正確にはAVアンプ DENON AVR-3311)とレコーダーの接続にはHDMI端子を使っているので、D端子は空いていました。そこにケーブルをつなぎます。

さらに同梱のステレオオーディオケーブルでも接続します。Slingboxのオーディオ入力端子とレコーダーのオーディオ出力端子をつなぎます。

そして同梱のLANケーブルで無線LAN子機とSlingboxを接続します。あとは同梱の電源アダプターをつないで、接続は完了です。

Slingbox接続端子

続いてPCのWebブラウザで設定画面にアクセスして設定を行います。これは画面の指示に従って進めれば問題ありません。

ただ一点、ちょっとつまづいたことがありました。レコーダーのリモコンの設定変更です。Slingboxには、モバイルデバイス側からSlingbox経由でレコーダーをリモコン操作できるように赤外線発光部があります。そこからリモコンの操作信号を発信してレコーダーを操作します。ただうちのレコーダーは、リモコンの操作信号が赤外線ではなく無線LANで送信されるように設定してあったため、そのままでは操作できません。

そのためレコーダーのユーザーマニュアルをパナソニックのWebサイトで探して、リモコン設定を無線LANから赤外線に変更しました。これで問題なく動くようになりました。ただ、通常のリモコン操作のときに、リモコンをレコーダーに向けないと動かなくなったのは少々残念ではあるのですが。無線LANの場合は、リモコンがどこを向いていても操作できて微妙に便利だったので・・・。

それはさておき、これで設置、設定は完了です。Slingboxとレコーダーの位置関係によっては、Slingbox本体から発信されるリモコンの赤外線信号がレコーダーに届かないこともあるため、そんな時のために赤外線発光部を延長(?)できるケーブルもついています。ただ、うちの場合はそれがなくても問題ありませんでした。Slingbox本体は、レコーダーが格納されているAVボードの天板の奥に写真のように設置しているんですが、これでも大丈夫でした。接続しているブルーレイレコーダーは3台積み上げているうちの一番上です。天板を回りこまないとレコーダーには赤外線信号が届かないように思うのですが、これでも問題ありませんでした。

Slingbox

■モバイルデバイスから視聴

さて、本体側の設置、設定の次は、閲覧側のモバイルデバイスの設定です。

PC(Mac)からは、WebブラウザでSlingboxのサイトにアクセスして、Webブラウザにプラグインをインストールすることで、レコーダーの録画番組を見ることができます。

SlingboxでPCからブルーレイレコーダーの録画を鑑賞

また使い慣れたレコーダーのリモコンを画面に表示して、そのままリモコンで遠隔操作することもできます。

SlingboxでPCからレコーダーを表示

このリモコンを操作することで、番組予約などの操作も可能です。また基本的にレコーダーをテレビで見るときと同じ映像・音声の情報がそのままモバイルデバイス側に送られますので、このように録画一覧画面などの操作画面もそのまま表示されます。

Slingbox

このように、Slingboxはレコーダーの映像・音声出力情報、つまりレコーダーがテレビに映す情報をそのままインターネット経由でモバイルデバイスに送っています。さらに、モバイルデバイス側でのリモコン操作の信号も、インターネットを経由してSlingboxから赤外線でレコーダーに送られて、レコーダーを操作できます。

だから、家のテレビでリモコンを手にレコーダーの録画番組等を見ているという状況を、iPadやPCとネット接続さえあればどこでも再現できるということです。そういう意味では、冒頭に引用した「レコーダーをそのまま外出先に持ちだそう」という表現は、より正確には「『レコーダーにつながったテレビ』と『リモコン』をそのまま外出先に持ち出そう」ということになります。

iPad、iPhoneには、専用のアプリである SlingPlayerをインストールする必要があります。このアプリが少々お高い(僕が購入した時点でそれぞれ1300円)のですが、この便利さを考えたら安いものです。

iPadのSlingPlayerはこんな感じです。

Slingbox

iPadアプリの場合、この画面のように、PCと同様にリモコンの画像を表示してリモコン操作が可能です。もちろんリモコン表示は消すことも可能です。

iPhoneのSlingPlayerはこんな感じです。

Slingbox

iPhoneアプリの場合、リモコンは実際のリモコン画像が表示されるのではなく、このように操作ボタンが大きめに表示されて操作できます。

Slingbox

録画一覧画面もこのようにボタンで操作できます。

Slingbox

SlingboxはFull HD (1080p)の入力信号に対応しています。そしてモバイルデバイスからSlingPlayerで視聴する際には、そのモバイルデバイスのネットワーク回線の帯域に応じて映像の品質を自動的にコントロールして、ストリーミング配信して表示しています。実際、家のWifi(光回線)や、LTE、3Gで試してみましたが、それぞれに合わせた画質で視聴できました。Wifi(光回線)の場合、MacBook Air(13インチ)でフルスクリーン表示にして視聴してもフルハイビジョンの映像は非常にきれいです。LTEでもきれいですし、また3Gでも十分視聴を楽しめます。

Slingboxではレコーダーに録画した番組だけではなく、レコーダーのチューナーで受信している地デジやBS、CSの放送も見ることもできます。だからiPhoneやiPadでワンセグよりもきれいな映像でテレビ番組を見ることができることになります。

■実際に使ってみて

まだそれほど外出先からは使っていないんですが、これは思ったより便利!という印象です。意外と、外出先だけではなく、家の中でも活用できそうです。寝室や書斎で一人でサッカーの試合を見たり、またベランダで家族とドラマや子供向け番組を見たりすることもできます。iPadやiPhoneを防水ケースに入れればお風呂で見ることもできます(僕はやりませんが・・・)。

外出先では、自分で録画したサッカーの試合を見るだけでなく、居酒屋でみんなでサッカー日本代表の試合をライブで見ることもできますね。また海外出張の時には非常に重宝しそうです。

思った以上に活用シーンは広がりそうです。2万円弱(+iPhone/iPadのアプリ代)でこれだけ使えてこれだけ楽しめれば、映画好き、ドラマ好き、スポーツ観戦好きの方には高くはないのではないでしょうか?

ドラマ好きのうちの奥さんは、SlingboxのためにiPad miniの購入を考え始めたようです(笑)。

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投稿者 匿名 : 2013年6月11日 07:50

私もSlingbox使っています、便利ですよね!
テレビで視聴する際に使っています。
ちなみにガラポンTVと併用すると更に便利になります。
テレビではslingbox、外出先ではガラポンTVですね。

※slingboxとガラポンTVは共に東京に置いてます。
私は地方単身赴任中。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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