日英そして産学の架け橋に/会って話して腹を割って信頼関係を深めることの大切さ

今週、イギリスのUniversity of Exeter(エクセター大学)から大学教授陣が来日していました。
University of ExeterのWatkins教授、Mullan教授と、東京大学の下山教授と。
(University of ExeterのWatkins教授、Mullan教授と、東京大学の下山教授と)


現在、オーシャンブリッジも参加して、日本、イギリス、オランダの大学と企業をつないだ国際産学連携プロジェクトを進めています。日本からは東京大学、イギリスからはエクセター大学が参加しています。
そのプロジェクトの一環として、専門家向けのワークショップが東京大学で開催されたため、今回、エクセター大学から教授陣が来日しました。今週火曜日、水曜日に開催されたそのワークショップには、僕も参加させてもらいました。
そしてワークショップの合間を縫って、プロジェクトに関するミーティングを彼らと重ねてきました。
ワークショップ前日の月曜日は、東京大学にて終日ミーティング。火曜日、水曜日の2日間のワークショップでは、ランチタイムや休憩時間を利用してディスカッション。
そしてワークショップが終わった水曜日の夜は、ディナーの場でディスカッション。この場で、これまで日本サイドで問題だと考えていた点について、お互いに大きな誤解があったことに気がついて、一同が「えっ、そうだったの?!」と驚いてしまいました。一瞬で問題は解決し、プロジェクトを進める障害が消滅し、一気に話が進展しました。
誤解の原因はちょっとしたメールの行き違いだったのですが、それが、本来存在しないはずの問題を発生させてしまっていました。今まで数ヶ月にわたり、メールやビデオ会議を重ねて議論を進めてきたんですが、やはり直接会って話すことの価値は計り知れないと、改めて思いました。
数日間にわたって一緒に過ごし、ランチやディナーの時間もともにし、仕事の話だけでなく家族の話もし、子どもの写真を見せ合うことで、お互いの人間性を理解し、信頼関係が生まれ、それによってプロジェクトに関する議論でも腹を割った話ができます。その腹を割った瞬間に、前述の誤解が解け、一気にプロジェクトが加速し始めました。本当に、この数日間の成果は、彼らの来日前には想像もつかないレベルのものとなりました。
オーシャンブリッジは3月決算のため、毎年3月はなかなか忙しいのですが、今月は特に、先日の スロヴェニア大統領の来日や、今回のイギリスの教授陣の来日などが重なり、例年以上にスケジュールが立て込みました。でも忙しくても、がんばった分、今回のように大きな成果が得られると、本当に充実感を得られます。ビジネスをやっていてよかった、と思えます。
これからも海外と日本をつなぐ架け橋として、そしてこれからは大学と企業の産学間もつなぐ架け橋として、オーシャンブリッジは世の中の役に立っていきたいと思います。
P.S. 今回の来日中、Watkins教授の手元にはいつも、オーシャンブリッジのメモ帳がありました。ワークショップ中に会場からの質問をメモしたり、会議中に重要なポイントをメモしたり。そして我々とのディナーのときにも、カメラとともに常にテーブルの上に。
University of ExeterのWatkins教授。手元には常にオーシャンブリッジメモ帳が!
そしてこれまでの議論を振り返るときに頻繁に見返していました。
University of ExeterのWatkins教授。手元には常にオーシャンブリッジメモ帳が!
「サイズも手頃で使いやすい!」と好評だったので、おみやげ用にたくさんプレゼントしました(笑)。このメモ帳、欲しい方はぜひオーシャンブリッジのスタッフにお声がけを(笑)

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