2014年06月30日

MRI検査の轟音による瞑想・リラクセーション効果?:白血病・悪性リンパ腫闘病記(27)

前回の闘病記からの続きです。

◼︎2013年6月9日(日)。入院28日目。抗がん剤治療開始から20日目。

朝の体重測定の結果、また体重が減っていました。47.15キロ。入院前から12キロ減。
数日間、まともにご飯が食べられていないので仕方ありません。
MY先生の判断で、点滴で栄養を入れることになりました。

MY先生によると、ものを食べると胃がキリキリ痛むのは、ストレスのせいもあるかもしれないとのこと。痛む時には液体の胃薬(アルサルミン)を飲んでしのぎました。

◼︎2013年6月10日(月)。入院29日目。抗がん剤治療開始から21日目。

引き続き腸はあまり動いておらず、トイレに行っても何も出ません。食べていないので出るものがないのかもしれません。

それでも。体重も減っているし、少しは何か食べないと、と思い、ウイダーインゼリーをがんばって半分くらい飲みました。その後の朝食では、お粥と味噌汁を少しだけ食べられました。

食後の胃の痛みは少しずつ治まってきていて、キリキリと刺し込むような痛みはなくなっていました。それでもやはり痛みはあります。食後は横になって痛みを堪えていました。

お昼頃、予定していたMRI検査に呼ばれました。これまでの抗がん剤治療(Hyper-CVAD/MA療法 1コース目のHyper-CVAD療法)の効果を見るための検査です。仙骨部(お尻)の腫瘍が小さくなっていることを期待です。

お腹の痛みを押してエレベーターに乗り、1階の検査室にいきました。MRIの検査中は、工事現場のような激しい轟音がします。大抵患者は、耳栓をしたり、耳全体を覆うタイプのヘッドフォンをかけたりします。それでもうるさいです。

でもこの日、15分ほどの検査で、轟音の中で横になっているうちに、なぜかお腹の痛みが無くなり、久しぶりに気持ち良くなってしまいました。思いがけず、瞑想、リラクセーション的な効果があったのかもしれません。

もともと僕は、脳腫瘍治療で何度も何度もMRI検査を受け、慣れてしまっていたこともあると思います。最近はMRI検査の轟音の中でもうとうとしてしまいますので。慣れとは恐ろしいものです(笑)。

思いがけずお腹の痛みがなくなったことで、検査の後の昼食はお粥やポトフなどを半分ほど食べられました。こんなに食べたのは久しぶりです。

午後、お世話になっている記者のNさんがお見舞いに来てくれました。いろいろと差し入れを持って来てくださいました。Nさんは以前よりこのブログを読んでくださっています。脳腫瘍については取材も受け、記事を書いてくださっていましたが、まさかその記事の直後に僕がまた別のがんになるとは、Nさんも驚いていました。

この日は夕飯も、お粥を半分ほど食べられました。

◼︎2013年6月11日(火)。入院30日目。抗がん剤治療開始から22日目。

朝食のお粥は9割方食べられました。

口から栄養が取れるようになってきたため、MY先生は点滴の量を減らしましょうと言ってくださいました。

また、本当はこの日から、抗がん剤治療の2コース目(Hyper-CVAD/MA療法の、MA療法)を始める予定でしたが、延期することになりました。MY先生によると、体調、特にお腹の具合を見ながら来週からでしょうか、とのことでした。

それでも、お腹の痛みが落ち着き、少しずつものが食べられるようになってきて、気分もよくなり、気持ちも前向きになってきました。

本も読まず勉強もせず何もせず、ただ生きる。
今はそれしかできない、と思っていました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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