2015年06月10日

抗がん剤の中断期間を一週間延長/白血球を増やすノイトロジンを注射/処方便/虎の門病院診察日

今日は虎の門病院に検査と診察に行ってきました。

溜池山王

2週間前の診察で、維持療法の副作用による免疫抑制で感染症を起こしている疑いがあったため、抗がん剤を2週間中断することにしました。

それから2週間。GY先生には現状を以下のように説明しました。

以前のように38度超の発熱をすることはなくなったものの、依然37.0度前後の微熱は続いている。

一時の激しい咳は治まりつつあるが、まだ咳と痰の症状は残っている。

ちょうど一週間前、あまりにも咳がひどくなったため、地元の耳鼻科を受診。クラリス(抗生剤)、プランルカスト(気管支喘息・抗アレルギー薬)、メジコン(咳を鎮める薬)、カルボシステイン(去痰薬)を処方してもらって飲んでいる。効いている気がする。

その上で、血液検査の結果も見て、GY先生は以下のように話してくれました。

血液検査の結果、肝臓の数値はLD(296)以外は改善(AST、ALT)。恐らく感染症が治ってきているためでしょう。炎症反応を示すCRPは0.7から0.5に低下。それほど高くありません。白血球も3,100あり、問題ありません。貧血も悪化していません。血小板も十分あります(213)。

ただ、好中球が非常に少ないです。前回の83.9から13.1に減少しています。これも感染症の影響と思われます。好中球、白血球を増やすノイトロジン(G-CSF)を注射した方がいいかもしれません。それで好中球、白血球が増えれば、感染症の治癒にも有効です。

以上の状況も考えて、今日、ノイトロジンを注射した上で、もう1週間、抗がん剤を休んで、様子を見ましょう。2週間の中断が3週間に伸びても、維持療法自体の効果には影響はないと思います。次回の診察は一週間後にしましょう。

僕自身は、何とかこの抗がん剤中断期間のうちに風邪の発熱と咳を完治させたいと思っていました。できるだけ外出を控え、漢方薬を飲み、回復のためにできるだけのことはやったつもりです。でも今日、微熱と咳が残ったまま、2週間の中断期間が終わってしまいました。この期間に治らなかったことを残念に思うとともに、これからどうすべきか、頭を悩ませていました。


というのも、あまり抗がん剤の中断期間が長引くと白血病・悪性リンパ腫の再発のリスクが高まるのではとの心配があります。そのリスクと、半年以上続く風邪をこの機会に完全に治したいという思いとの間で揺れていました。

しかし今日、GY先生から「2週間のお休みが3週間に伸びても、維持療法自体の効果には影響はないと思います」とはっきり言っていただいて、安心しました。これで安心してもう1週間抗がん剤を休み、回復に努めることができます。

診察の後、内科処置室で看護師さんにノイトロジンの皮下注射をしてもらって、病院を出ました。入院中は頻繁に注射したノイトロジンですが、今回は久しぶりでした。入院中、よくベテランの看護師さんに頼まれて、彼女の監督のもと、新人看護師さんの注射の練習台になったのも、今となってはいい思い出です(笑)。

また、今回から、薬は院外処方にしてもらいました。院内の薬局が非常に待たされることと、家の近所の薬局が、ネットでの調剤予約サービスに対応したことからです。

これは「処方便」というなかなかすばらしいサービスで、スマホで処方箋の写真を撮ってネットで送ると、薬を用意しておいてくれるというもの。病院で処方箋を受け取ったらそのまま写真に撮って送れば、帰り道に薬を受け取ることができます。薬の待ち時間がほぼゼロになります。世の中の役に立つ、すばらしいネットサービスだと思います。

それはさておき、来週水曜日の診察の時には、熱も咳も治まり、先生にいい報告ができればと願っています。この調子でいけば、あと1週間で治るはずだと信じています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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