少量でも抗がん剤は抗がん剤/敏感に反応する白血球と血小板

昨日は2週間ぶりの虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の診察日でした。
スターバックスのクリスマスカップ


前回の診察では、再開した維持療法の抗がん剤の影響で、白血球と血小板の数が減少してしまったために、抗がん剤の量を減量していました。標準量の70%だったものを50%に減らしていました。
そして2週間後の診察で血球数を確認することになっていました。それが昨日の診察です。
結果としては、血球数は回復していました。
白血球は前回の1,700から2,400へ増加、血小板は前回の85から208へ増加していました。
白血球数の基準値は3,400〜9,200ですのでまだ低いですが、GY先生にも「日常生活の上では問題ありません」と言われています。
血小板の基準値は141〜327ですので、前回の基準値外から基準値内に増加しました。
また同じく血液検査でチェックしている肝臓の数値については、GPTが44(基準値 8〜42)、LDが238(基準値 119〜229)と基準値を少し超えています。ただ、ともに前回よりは下がっています(前回はGPTが58、LDが273)。
やはり抗がん剤の量を減らすことで、白血球、血小板は増えました。これまでも抗がん剤を増量もしくは再開すると血球数は減り、減量もしくは中断すると血球数は増加しています。
普段飲んでいる抗がん剤は、それほどたくさんの量ではありません。毎日飲んでいるロイケリンは、市販の粉末のかぜ薬程度です。毎週木曜日に飲んでいるメソトレキセートは、小さめの錠剤が6つです。維持療法としてはこれ以外に月に5日間、ステロイド剤のプレドニゾロンを飲んでいます。
抗がん剤ロイケリンとメソトレキセート
この抗がん剤の分量を、診察の都度、血液検査の結果を見ながら微妙に調整しています。標準量の70%を50%に減らすなど。
そして実際に、この微妙な調整が、顕著に血球数に影響します。
入院中に受けた大量の抗がん剤点滴に比べると、今のこの抗がん剤の量は大したことがないと思いがちです。
でもやはり、少量でも抗がん剤は抗がん剤であり、身体には大きな負担になっているのだと感じました。それと同時に、こうした血球が減少する副作用があるのであれば、逆にがん細胞をやっつける効果もあるのだろうと思っています。
これから寒くなりますので、免疫力が下がっていることを忘れずに、風邪などの感染症にかからないように気をつけたいと思います。
なお、今回初めて、診察の待ち時間に一時間ほど病院を抜けだして、近くのスターバックスに行ってみました。
やはり患者さんで混みあった狭い待合ロビーで一時間待つのと、カフェでゆったり過ごすのとでは、精神的にも肉体的にも負担が大きく違うのだと感じました。
スタバのカップはクリスマス仕様になっていました。アメリカではいろいろと物議を醸しているようですが・・・。

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