2014年09月04日

抗がん剤で縮小した悪性リンパ腫の腫瘍のMRI画像/CVカテーテルの写真:白血病・悪性リンパ腫闘病記(48)

前回の闘病記からの続きです。

◼︎2013年7月9日(火)。入院58日目。抗がん剤治療開始から50日目。

CV(中心静脈カテーテル)

この日から、抗がん剤治療Hyper-CVAD/MA療法の3コース目、Hyper-CVAD療法(2回目)の点滴が始まりました。

前回、副作用の激しい便秘で非常に苦しい思いをしたため、戦々恐々としつつも、前回の経験を活かして、何とか下剤等の薬をうまく使って乗り切ろうと考えていました。そのためにも、Evernoteにライフログとして記録してある前回の経験が役に立つはずです。つまり、いつ頃から副作用が出始め、どのくらいのタイミングでどのくらいの量の薬を飲んで、どうなったのかの記録です。

点滴を入れるCV(中心静脈)カテーテルは、前日に担当医のMY先生が入れてくれていました。

冒頭の写真の左上のあたりから、首の静脈に2本、針が入っています。左下に2本出ている管はTシャツの中を通って裾から外に出て、点滴につながります。

10時頃から、抗がん剤に先行して、副作用を抑える吐き気止めのグラニセトロンの点滴が始まりました。

それと並行して、MY先生が髄注もしてくれました。背中から背骨の間に注射針をブスリと刺し、脳脊髄液を吸い取った上で、そのまま抗がん剤を注入する、という処置です。相変わらずMY先生の処置は手際がよく、あっという間に終わりました。

その後、吐き気止めの点滴が30分で終わり、抗がん剤のエンドキサンの点滴も始まりました。こちらは2時間の点滴です。

このグラニセトロンとエンドキサンの点滴は、朝10時に加え、夜10時にも行いました。それを3日間繰り返します。また平行してステロイド剤のデキサートの点滴も合間に入ります。

エンドキサンの点滴中に、MY先生が、前日に撮影したMRIの写真を持って来てくれました。

悪性リンパ腫(仙骨部)のMRI画像。抗がん剤治療Hyper-CVAD/MA療法の2コース目終了後。

左上が、治療開始前の2013/5/15の画像です。中央右側に、左側にはない大きな黒い影が見えます。これが悪性リンパ腫のがんの腫瘍です。

右上が、抗がん剤治療Hyper-CVAD/MA療法の1コース目が終わった後の2013/6/10の画像です。黒い影が小さく、薄くなっています。

左下と右下が、2コース目が終わった2013/7/8の画像です。特に右下の画像を見ると、さらに黒い影、つまり腫瘍が縮小しているのが分かります。

MY先生はこう説明してくれました。

前回のMRI検査よりも、影は小さくなっています。1コース目のHyper-CVAD療法も、2コース目のMA療法も、どちらも腫瘍に効いているということです。

まだ影が残っている部分がありますが、これがまだ生きている腫瘍の細胞か、すでに死んでいる細胞かは、このMRIの画像上では分かりません。最終的には今のHyper-CVAD/MA療法が全コース一通り終わってから、PET-CT検査で判断します。

Hyper-CVAD療法もMA療法も効いて、腫瘍が小さくなったのは、非常にうれしいニュースでした。このまま治療を続けていけば、がんを全部やっつけられるのでは、という希望が持てました。

この日の夕方、いつもお世話になっているナマックカフェのシンさんが、タイカレーを差し入れに持ってお見舞いに来てくれました。

Namak Cafeのシンさんが入院中に買ってきてくれたタイカレー

抗がん剤治療も3コース目の点滴が始まった直後で、まだ副作用もなかったため、おいしくいただきました。

シンさんには今回の病気や治療方針の話などを1時間ほども聞いてもらい、いろいろ勇気付けてもらいました。元気が出ました。

自分はいろいろな人に支えてもらって、本当にありがたいなあ、と思いました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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