高熱と肝臓の数値の悪化で維持療法を中断することに/虎の門病院定期診察

今日は虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の定期診察日でした。前回の診察から5週間ぶりです。
虎の門病院 基本理念


最近の発熱傾向で、朝から37.7度の熱があったのですが、解熱剤のカロナールを飲んで、無理矢理、電車で行ってきました。
そして、血液検査と診察の結果、昨年夏に始めた維持療法(抗がん剤の服用)を、一時中断することにしました。
診察の最初に、僕から主治医のGY先生に、以下の報告をしました。

引き続き以前からの微熱と咳・痰の症状が続いている。

ここ1〜2週間は、38度前後の発熱をすることが増えている。

この報告と、血液検査の結果を見て、GY先生は以下のように説明してくれました。

白血球は3.3あるのでそれほど問題はありませんが、肝臓の数値が全般的に前回よりも上がっています。炎症反応を示すCRPも0.7と高めです。肝臓の数値が高いのは、治療(抗がん剤)の影響もあります。ただ、CRPも高めであることを考えると、恐らく何らかの感染症を起こしていて、その影響もあって肝臓の数値も上がっているものと思われます。いわゆる風邪ということでいいとは思いますが。

発熱のこともありますし、肝臓の数値が高いこともあるので、一旦、維持療法は中断して、二週間休みましょう。二週間程度休んでも、治療の効果には影響しないと思います。

次回の診察は二週間後にして、そのときにまた血液検査の結果を見てみましょう。

このお話を聞いて、心から安心しました。
何度もこのブログに書いていますが、もう半年以上も微熱や咳が続いています。理由は維持療法で飲んでいる抗がん剤の副作用による免疫抑制です。免疫力が下がっているため、ウイルス等に感染しやすく、感染すると治りにくくなっています。風邪を治す薬はないため、根本的に治すためには、抗がん剤を中断して自分の身体の免疫力を回復させるしかありません。でも、そうすると再発のリスクが高まるので、それは避けたい、とずっと考えていました。
しかし今日、GY先生から抗がん剤の二週間の中断をダイレクトに勧められ、かつ「二週間程度休んでも、治療の効果には影響しないと思います」とはっきり言っていただいて、心から安心しました。これなら安心して抗がん剤を中断でき、風邪からの回復に専念できます。
ということで安心して帰宅し、「なんだか暑いなあ」と思って熱を測ったら、安心して気が緩んだのか、38.7度に上がっていました(涙)。
再度、解熱剤のカロナールを飲み、横になっていたら、今度は両足のふくらはぎとすねが同時につって、どうにもならなくなり、久しぶりに救急車のイメージが頭をよぎりました(涙)。
まあそれはさておき、この二週間で免疫力がしっかり回復し、風邪の症状が治まってくれることを、心から期待しています。

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