パズルを埋めていく。

昨日は、毎朝のセールスミーティングにちょっとだけ顔を出した後、終日外出。
現在リリースに向け準備を進めている複数の新製品を、オーシャンブリッジのお客様やパートナー様にぶつけて、今後のターゲット市場やマーケティングメッセージを見極める、という作業です。
特に現在用意している新製品群については、主力製品Net-It Centralと異なり、特定の業種や業務にフォーカスを絞った展開を考えています。キャズム、ですね。
そのため、まずは対象となるお客様の業務の全体像をつかみつつ、その中で、特に我々のテクノロジーを適用したときに大きなユーザメリットが得られる業務を、ヒアリングを通じて見極めていくということが必要になってきています。新たなテクノロジーをあえて採用するだけのユーザメリットが見出せる業務はどこにあるか?ということですね。
おかげさまで


Net-It Centralは、あらゆる業種の有力企業さんに広くご採用頂いているため、こうしたときにお話を聞きに行ける企業ユーザ様や、特定の業種に強いパートナー企業様が多数いらっしゃいます。未経験の新分野に参入していく際には、その分野で経験をお持ちのパートナー様との協業が非常になってきます。
まずは、そうしたお客様やパートナー様に、現状の業務の概要やお困りごとをヒアリングしていきます。経験のない業界で、業務的に突っ込んだお話をお聞きしていると、最初は言葉そのものが聞き慣れないことも多いのですが、いろいろな方に、根掘り葉掘りお話を聞いていると、徐々に全体像が見えてきます。「ああ、あそこで聞いたあの話は、ここにこうつながって、こんな業務になっているのか!」という連鎖が起きてくるわけですね。
まさにパズルのピースを集めて、一つ一つ埋めていくような作業です。
そうすると徐々に、「この業務はこうだというお話ですが、ではこちらの業務ではこういうことは起きていませんか?」「その業務にこうしたテクノロジーを適用すると、こんなメリットが出てきませんか?」という疑問・仮説が湧いてきて、それをまたお客様にぶつけることで、徐々に仮説がブラッシュアップされてきます。
それは、現状の業務やシステムにおける課題、いわば「穴」を見付け、それを我々のテクノロジーという「ピース」で埋める、というような作業と言えます。
そしてそれらを、製品紹介のロジックやマーケティングメッセージに反映し、営業活動にも落とし込んでいく、というわけですね。
現場の業務や課題をヒアリングし、業務の全体像や問題の構造を把握し、解決策を見極めていくという作業は、実はコンサルタント時代に毎日のようにやっていた作業。それが、新テクノロジーによる市場の立ち上げに、今になって役立っている、というわけですね。
ということで、いくつかのお客様、パートナー様を回って大量のインプットを頂いた昨日。帰りの電車や、家に帰ってからのシャワーの間にも、新たにいくつかの仮説やアイディアが湧いてきましたよ。うーん、この感じ、この感じです。大量に入れたインプットから、パッと新たなアイディアが出てくるこの感じ。たまりません。
実際、いくつかの分野で、かなりおもしろい展開ができそうです。これからの展開が、非常に楽しみになってきました!

★闘病記ブログランキングに参加しています。下の病名ボタンをクリックしてくださると、ランキングが上昇し、より多くのがん患者さんに僕の闘病記が届きます。よろしければクリックしてくださるとうれしく思います。4回のがんをがんを乗り越えた経験が、一人でも多くの患者さんに届きますように…

にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ  にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ  にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ