2014年02月06日

帯状疱疹後神経痛との闘い/手術を回避/お酒は飲んでもいい?

昨日は退院後3回目の虎の門病院 血液内科の外来診察の日でした。今回は主治医のGY先生に、こちらからいろいろとご相談がありました。Evernote上にご相談事項のメモを作成しておいて、それを見ながら診察を受けました。

その僕からのご相談事項の前に、まず前日の採血に基づく血液検査の結果の説明から。白血球が前回より下がっているが(3.2→1.9)、好中球はそれほど低くない(59.5→44.0)ので、恐らく現在受けている放射線治療の影響でしょうとのこと。当面様子を見ることになりました。ただ、抵抗力が下がっているということなので、風邪などには気をつける必要があります。

そして僕からのご相談事項を7点。

(1) 帯状疱疹後神経痛のペインクリニックの紹介

現在、僕が身体的に一番辛いのが、帯状疱疹の痛みです。いわゆる帯状疱疹後神経痛です。毎日、朝夕に痛み止めの薬(リリカ)を飲み、一日一回、体に貼る痛み止めのシール(フェントステープ。医療用麻薬)を貼り替えているのですが、それでも、一日に何度か痛みが強くなり、我慢できなくなって、痛み止めの薬(オキノーム。痛み止めの医療用麻薬)をレスキュー(頓服)として飲んでいます。現在1日3回ほど飲んでいます。


この痛みを改善するために、帯状疱疹後神経痛も扱うペインクリニックで有名なNTT東日本関東病院を受診したいと思い、紹介状を書いていただけないかとGY先生にお願いしました。これは快くご理解くださって、紹介状を書いていただくことになりました。

昨年12月の退院直前に、虎の門病院の麻酔科でも帯状疱疹後神経痛を診て頂いたのですが、「もう神経ブロック注射などの積極的な治療をやるには遅く、痛み止めの薬(リリカ)で痛みを抑えるしかない」と言われました。でもその後もリリカでは強い痛みを全く抑えられていません。痛みをなくすことは難しくても、なんとか、定期的に飲んでいる薬だけで痛みを抑えられれば助かります。

いろいろと調べてみると、NTT東日本関東病院は、帯状疱疹後神経痛のペインクリニックとして豊富な経験をお持ちのようです。こちらを受診することで、何とか痛みを抑えるための積極的な治療を模索できればと期待しています。


(2) 痛み止めの薬(リリカ)の増量

前述のように、帯状疱疹の痛みが強くなることが一日に何度かあるため、定期的に朝夕飲んでいる痛み止めの薬であるリリカの増量をお願いし、こちらも了承していただきました。現在、朝夕の食後に飲んでいる分量が、125mg/回から150mg/回に変更となりました。これで多少でも痛みが軽減され、レスキューの痛み止めを飲まなければならない回数が減らせれば助かるのですが・・・。


(3) 眼科の紹介

しばらく前から、僕は寒い日の外出の際、涙がたくさん出て、目を拭かないと視界が遮られて歩けないという状況になってしまっていました。自分ではあまり深く考えていなかったのですが、家内に話したところ、ネットで調べてくれました。その結果、もしかすると、流涙症という、目から鼻に涙を流す管が詰まってしまう病気かもしれないということが分かりました。これは抗がん剤の副作用でなるケースもあり、また治療には手術が必要になる場合もあるようです。

ということで、ちょっとビックリしつつ、GY先生には眼科を紹介していただくようお願いしました。こちらも快く了承してくださって、診察の場で虎の門病院内の眼科宛の紹介状を書いてくださいました。

そして今日、眼科を受診し、涙腺等の検査をしてきました。結果は・・・ドライアイとのこと。また手術かも・・・とドキドキしながら検査を受けたのですが、結果を聞いてうれしかったと同時に、脱力してしまいました(笑)。

でも、このドライアイは、抗がん剤の副作用の可能性があるとのこと。抗がん剤を使うと、髪の毛が抜けてしまうように、副作用として新陳代謝の激しい細胞の活動を阻害します。同様に、角膜の表面についた傷が抗がん剤の副作用でなかなか回復せず、それでドライアイの症状が現れているとのこと。

ドライアイ治療のための目薬を処方してもらったので、これでしのぎます。ああ、手術じゃなくてよかった・・・。


(4) 睡眠導入剤の変更

僕は昨年の入院中、体調により眠るまでに時間がかかったり、眠っても痛み等で1〜2時間ほどで目が覚めてしまったり、それから朝方まで眠れなかったりということがあり、睡眠導入剤のレンドルミンを出してもらっていました。

退院した今でも同様のことがあり、レンドルミンを飲むことがあります。でも最近、日中、通院でくたくたになっているのに、なぜか夜には寝付けず、レンドルミンを飲んでもなかなか眠れないことがありました。そのため、睡眠導入剤の変更をGY先生にお願いしました。

これも快くご理解くださって、マイスリーを処方してもらいました。まずは一番少ない用量で始め、効かないようであれば増やせますから、とのこと。これも効いてくれるといいのですが・・・。


(5) 女子医大での脳腫瘍手術後の定期診察の再開

昨年5月の虎の門病院への入院までは、2年前の脳腫瘍摘出手術後の定期診察のため毎月、東京女子医科大学の脳神経外科と放射線科を受診しており、さらに2ヶ月に1回はMRI検査を受けていました。虎の門病院への入院中は、虎の門病院にて頭のMRI検査を受けていました。昨年末、虎の門病院を退院して、生活も落ち着いてきましたので、改めて女子医大での定期診察を再開したほうがよいかと思い、GY先生に相談しました。

これは改めて、虎の門病院から女子医大への紹介状という形で、これまでの虎の門病院での悪性リンパ腫・白血病の治療経過などを文書にまとめてくださることになりました。それを持って改めて女子医大を受診することになります。虎の門病院に入院するまでの経緯でも大変お世話になった女子医大の先生たちに、またお会いするのが楽しみです。


(6) 悪性リンパ腫・白血病の維持療法の開始

そろそろ放射線治療も終わる(明日で終了)ということで、今後の悪性リンパ腫・白血病の再発を防ぐための維持療法についてGY先生に相談しました。入院中の考えでは、僕が治療方針を決める際に参考にしたアメリカの病院の論文にあるレジメンに基いて、抗がん剤の飲み薬を服薬することになっていました。これについては、今回の血液検査の結果、まだ白血球の数値が低いということで、それが回復してきてからスタートすることになりました。


(7) お酒の解禁

実は入院中から今まで、「退院後にお酒を飲んでもいいか?」という質問を先生にしたことがありませんでした。また逆に先生から「お酒は飲んじゃダメ!」と言われたこともありませんでした。

実際は入院中の一時帰宅の時はもちろん、退院してからも全くお酒は口にしていないですし、お酒を飲むような気分にもならなかったのですが、そろそろ少しくらいは飲んでみてもいいかな、と思い始めています。そして、3月14日の娘の4歳の誕生日に、お祝いでアルコールを解禁してもいいかな?と思っていました。

そこでGY先生に、「お酒は飲んでもいいんでしたっけ?」と聞いてみたところ、「うーん、特に飲んじゃダメということはないですよー」との回答。ありがとうございます!(笑)

ということで、3月14日にアルコールを解禁することにしました。でも体力も衰えていますし、少しずつ、ですね。


ということで、退院後3回目の外来診察のレポートでした。

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(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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