2013年04月01日

日経ビジネス「あなたを救う病院」に僕の脳腫瘍体験談が掲載。東京女子医大 村垣教授との写真も。

先日発行された日経ビジネスの最新号(2013.4.1号)の特集記事「あなたを救う病院」に、僕のインタビュー記事が掲載されています。P.40〜41の「大手術の経験者が独白 〜 社長が頼った病院」という記事です。

日経ビジネス 2013.4.1号「あなたを救う病院」に女子医大の村垣先生と僕が登場

僕がこのブログにも記録している自分の病気(悪性脳腫瘍/グリオーマ)の体験を、非常に分かりやすく簡潔にまとめていただいている記事です。僕の主治医である東京女子医科大学病院 脳神経外科の村垣善浩教授と話している写真とともに掲載されています。

この「社長が頼った病院」という記事は、

もし、重い病気にかかった時、どの病院で診てもらうのがいいのか。 信頼できる医師をどのように探せばいいのかなど、不安な点は多いだろう。 大病を患った経営者が、『後悔しない病院選び』の肝要を語る。

という切り口で、僕を含めた経営者の体験談や、ビジネスパーソンと医師を対象にした調査の結果がまとめられています。僕の記事から一部抜粋します。

高山社長は普段から日々の出来事に関する雑感を自身のブログに書き込んでいる。退院後、そのブログにこう記した。『私はたまたま幼なじみが医者だった。自分が得た経験をほかの方とも共有したい。コネを使って入院していないので、私の情報をほかの患者さんも活用して欲しい』。」
実際、術後の経過などを克明に公開している高山社長のブログには、脳腫瘍で苦しむ患者からの相談が相次ぐ。『そうした患者さんが高山さんのブログを見て予習してから来院してくれるおかげで、本質的な話に時間を使えるようになる』と主治医の村垣医師は話す。高山社長はブログで自分自身の経験を発信することで、同じ病を患う人へ還元したいと考えている。

また同じ特集内の「旧弊にメス入れ改革 〜 新たな病院像築く」という別の記事(P.36〜37)では、僕の記事の写真にも登場していただいている女子医大の村垣善浩先生の話が掲載されています。村垣先生が、手術室の様子やMRI画像等をリアルタイムに映し出す手術戦略デスクの6つのモニターを前に、グリオーマ(悪性脳腫瘍)摘出手術の司令塔として手術室に指示を出している写真も掲載されています。

日経ビジネス 2013.4.1号「あなたを救う病院」に女子医大の村垣先生と僕が登場

この記事では、「『神の手』を不要にするシステム」という見出しとともに、村垣先生らが推進するグリオーマの「インテリジェント手術」の概要が書かれています。一部抜粋します。

東京女子医大は、悪性脳腫瘍(グリオーマ)手術の5年生存率が圧倒的に高いことで知られる。一般的には生存率が25%程度だと言われるグレード3で約70%、さらに進行したグレード4で約19%(一般的には7%程度)。その秘訣はインテリジェント手術と「術中MRI(磁気共鳴画像装置)」の組み合わせにある。
この手術システムによって、熟練医だけに頼らなくても医療が可能になった。

このように東京女子医大の最新のグリオーマ治療の治療成績のみならず意義も解説されています。まさに「『神の手』を不要にするシステム」です。

これらの記事を含めた特集記事「あなたを救う病院」は、他にも「病院満足度ランキング」など、自分や周囲の人が病気になったときのためにも非常に参考になる情報がたくさん盛り込まれています。いざという時のためにも、みなさんもご一読されるとよいのではと思います。

日経ビジネス 2013.4.1号「あなたを救う病院」に女子医大の村垣先生と僕が登場

なお、僕の記事の写真は、実は診察の場面ではなく、村垣先生の研究室で先生と話しているところです。先日 スロベニア大統領とともに来日していたXLAB社のメディカルイメージング技術について話している写真です。僕の病気とは全然関係ない話でした(笑)。僕の毎月の診察は、基本的に村垣先生ではなく、もう一人の主治医で執刀医である丸山隆志先生が担当してくださっています。

最後に、この記事を書いて下さった日経ビジネスの西記者とのお付き合いについて。西さんには、かれこれ5年ほどお世話になっています。最初の出会いは、弊社が販売するXLAB社のリモートデスクトップソリューション「ISL Online」を採用いただいた アパマンショップネットワーク様を取材してくださったときでした。この2008年当時、西さんは日経情報ストラテジーの記者をされており、同誌に大きな記事を書いてくださいました。

その後西さんは、日本経済新聞社に出向されて日経新聞の電子版を立ち上げたり、日経BP社に戻られて日経コンピュータの記者をされたりした後、現在の日経ビジネス編集部に移られました。その間もやり取りは続いており、時に取材をしていただき、各媒体に記事を書いていただいていました。

こうした数年にわたるお付き合いの結果、今回こうして大きな記事として取り上げていただき、西さんには本当に感謝しています。大したネタもご提供できないのに、ずっとオーシャンブリッジに関心を持ち続けてくださり、折にふれてご連絡くださり、本当にありがたく思っています。今回改めて、長年のお付き合いの大切さを実感しました。西さん、重ね重ね、ありがとうございました。

そして村垣先生。今回も快くご協力くださって、そして何よりも僕の命を助けてくださって、本当にありがとうございます。

お二人とも、これからもよろしくお願いいたします。

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投稿者 starfield : 2013年4月 1日 18:55

とても難しいですね。
自分が大病を患うことを想像していないので
いざという時にパニックになりそうです。
参考にさせていただきたいと思います。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2013年4月 3日 12:32

starfieldさん、コメントありがとうございます。
誌面には、病院満足度ランキングや、医師やビジネスパーソンを対象にした調査結果なども載っていますので、いざという時のために参考になるかも知れませんね。

投稿者 やまぎし : 2013年4月 4日 22:28

久し振りのコメントです、ちょっとご無沙汰しました。日経ビジネス見ててビックリしました。女子医大も高山さんも出てるじゃないですか!うちの社員やカミさんにも自分の事の様に色々と説明しちゃいました。9日は4ヶ月振りのMRIです、何時もながらちょっとドキドキです。これを丸山先生に伝えると、先生曰く‘病気である事をたまには再認識する事も重要’と。調子に乗るとついつい深酒しちゃいますからね・・・・・・。 ではお会い出来る日を楽しみにしています。退院から3年ちょい、会社も新しい期が始まりました、まだまだ頑張りますよ!

投稿者 匿名 : 2013年4月 5日 14:15

やまぎしさん、日経ビジネスの記事を見つけていただきありがとうございます!
9日はMRIなんですね。僕もちょうど同じ日の午前中、診察で病院に行く予定です。もし僕を発見したらぜひお声がけください!

投稿者 南姫 : 2013年4月23日 23:03

私も雑誌読みました。
そして今日のテレビ朝日の「みんなの家庭の医学SP」で、東京女子医大の覚醒下腫瘍摘出術を取り上げていましたね。
話には聞いていたけど、映像で見るとやっぱりすごいですね。
一口に脳腫瘍と言っても、できた場所や悪性度によって得意な病院が分かれるけど、グリオーマなら女子医大、なんでしょうね。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2013年4月24日 18:47

南姫さん、お久しぶりです!
日経ビジネス&昨日のテレビ朝日、ご覧くださったんですね。

覚醒下手術は本当にすごいですよね。僕の知り合いの患者さんにも何人か覚醒下を受けた方がいて、話を聞いたんですが、テレビに出てこない大変な話もあるようです。中には術中の覚醒中にパニックを起こしてしまう患者さんがいるとか、そうなる前に脳に水をかけて冷やすと落ち着くとか・・・。

そうですね、おっしゃる通り、まさにグリオーマに関しては今のところ女子医大がダントツの治療成績と治療件数だと思います。女子医大の脳神経外科は、術中MRIやナビゲーション、覚醒下手術などの新しい機器や新しい治療法を開発して治療成績を上げていることもすごいですが、単純に手術件数も圧倒的に多いので、その中でいろいろと細かいノウハウが蓄積されて、それが次の手術に活かされているようです。まさに正のスパイラルですね。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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