2015年06月18日

維持療法の抗がん剤を再開/虎の門病院診察日

昨日は検査と診察で虎の門病院に行ってきました。

虎の門病院

一週間前の診察で、維持療法の抗がん剤の服用の中断期間を一週間延長することにしました。微熱・咳・痰の症状と、血液検査の結果(好中球の減少)によるものです。

昨日の検査と診察では、この維持療法を再開できるかどうかが最大の関心事でした。

病院についてから、いつものように採血。でもいつもと違って、なぜか昨日は非常に空いていました。いつもは30分待ち(ディスプレイに表示が出る)は当たり前なのですが、昨日は何と5分待ち。この差は何なのか・・・。事前に予測できれば待ち時間を減らせるのに。患者数や予約時間、天候等のビッグデータを解析して、ぜひ日別の混雑具合を予測してネットで公開して欲しいところです。でもその前に虎の門病院は病棟の改築ですね。

採血が早々に終わって診察室へ。診察の冒頭で、ここ最近の体調をGY先生に以下のように説明しました。

微熱もようやく治まり、最近は36.8度前後に。咳もほぼ治まった。ただ、痰の症状だけ残っている。特に就寝時。

それを受け。GY先生は血液検査の結果を見ながらこう話してくれました。

血液検査の結果を見ると、白血球は3.1から7.2へと増加し、前回少なかった好中球も13.1から31.7と増加しています。これは先週注射したノイトロジン(G-CSF)の効果もあると思いますが、身体が回復してきたこともあるでしょう。

血小板(191)、赤血球(3.78)、ヘモグロビン(13.3)もほぼ問題ありません。炎症反応を示すCRPも0.5から0.1へと下がっていて問題ありません。

肝臓の数値は引き続きAST(27)もALT(31)も問題なく、LDのみ290と高めです。

以上の状況から、維持療法を再開しても問題ないと思います。抗がん剤の量は、これまで通りでよいかと思います。

ということで、無事に維持療法の抗がん剤を再開できることになりました。メソトレキセート、ロイケリン、プレドニゾロン(ステロイド剤)です。

抗がん剤 メソトレキセート、ロイケリン、プレドニゾロン

やはりあまり維持療法の中断期間が長引くと白血病・悪性リンパ腫の再発リスクにも影響すると思いますので、何とか身体を回復させて治療を再開したいと願っていました。

また、この治療中断期間に、昨年11月から続いていた発熱や咳などの風邪の症状を完治させたいという思いも強くありました。やはり発熱とそれによる全身倦怠感が続くのは身体的に辛く、またいつ治るともしれないという点で精神的にもきついものでした。

今回、抗がん剤を3週間中断したことで、免疫力も回復し、発熱や咳などの症状もほぼ落ち着きました。本当に、やっと治ったか、という気持ちです。そして血液検査の結果もおよそ問題ないということもあって、維持療法も再開できました。これは再発リスクを抑えるという点で非常に安心できます。

維持療法を始めたのは昨年の8月初旬です。その後はしばらく体調も問題なかったのですが、寒くなってきた11月頃から風邪をひき、それが最近まで半年以上も長引いていました。

今回、維持療法を再開したことにより、今後また免疫力が下がって風邪などの感染症にかかる恐れがあります。今はまだ夏なのでいいですが、秋以降、寒くなって風邪が流行る季節になると心配です。

でも、仮に今後感染したとしても、今回のように一時的に維持療法を中断して免疫力を回復させることにより、治せるはずです。今回はそれを体感的に理解できたことも大きな収穫だったと思っています。

ああ、それにしてもよかった。

drops

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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