2015年08月28日

慢性副鼻腔炎との診断で薬での治療を開始/長引く痰の症状の原因/いずれは手術も?

昨年の冬からこの夏まで、白血病・悪性リンパ腫の維持療法として飲んでいる抗がん剤の副作用の影響で、風邪の症状が長引いていました。その後、抗がん剤をお休みしたことにより、熱は平熱に戻ったのですが、痰の症状だけ残っていました。

特に夜、布団に入って横になると、痰がひどくなり咳がひどくなります。

もう半年以上続いているので、さすがに何とかしたいと思い、耳鼻科を受診することにしました。先日の虎の門病院での定期診察の際に主治医の先生に相談したところ、「院内の耳鼻科を紹介してもかなり待たされるでしょう」とのことで、まずは家の近所の耳鼻科を受診しました。

先生にこれまでの病歴や現在の症状をお伝えしたところ、「顔のレントゲンを撮りましょう」とのこと。

撮影後、写真を見た先生が言うには、「やっぱりレントゲンを撮ってよかったです。これは副鼻腔炎ですね」との診断。事前にネットで調べる中で、恐らく副鼻腔炎ではないか、とあたりをつけていたのですが、まさにその通りでした。

僕のレントゲン写真を見ると、確かに鼻の左右の副鼻腔の色が異なっており、それぞれに炎症を起こして膿が溜まっていることが分かります。

先生は続けます。「炎症を抑える抗生剤で治療しましょう。その他、痰を出しやすくする薬や、抗アレルギー薬なども出しておきます。薬は2週間分出すので、それでも治らなければまた来てください」。

僕は聞きました。「もう半年以上続いているんですが、薬で治るんでしょうか?」

すると先生はこう言いました。「レントゲンで見る限り、この程度の炎症であれば、薬で治ると思います。薬で治らなければ手術の適応となりますが、成人の副鼻腔炎で手術が必要な人は30人に1人程度ですね」。

これを聞いて安心しました。ネットを見ると手術の情報がたくさん出てきたのですが、僕としてはさすがに手術はもう勘弁です。

少し安心して帰宅後、改めてネットで調べてみました。

▼1.どんな病気?:副鼻腔炎 病気の基礎知識|アステラス製薬|なるほど病気ガイド

副鼻腔炎とは、副鼻腔の粘膜に細菌やウイルスが感染することなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、咳、頭痛など、さまざまな症状が現れる病気です。
慢性副鼻腔炎
急性副鼻腔炎が長引いたり、繰り返したりすることによって3ヵ月以上症状が続いているもので、「蓄膿症」とも呼ばれます。炎症が長引くと、副鼻腔の分泌液の量が増えたり、その粘度が高くなったりして、さらに慢性副鼻腔炎の状態を悪くすることにつながります。

僕の場合は3ヶ月どころではありません・・・。

▼2.なぜ起こる?:副鼻腔炎 病気の基礎知識|アステラス製薬|なるほど病気ガイド

副鼻腔炎の原因
急性副鼻腔炎の多くは、風邪などで、ウイルスや細菌が鼻腔に感染して炎症を起こし、それが副鼻腔にまで及ぶことなどで起こります。炎症のために副鼻腔と鼻腔がつながっている部分が腫れ、副鼻腔内の分泌物や膿などがうまく外に出せなくなって炎症が長引いたり、さらに風邪を繰り返し、細菌感染が繰り返されることによって、症状が3ヵ月以上続くと慢性副鼻腔炎と診断されます。

僕の場合は、抗がん剤の副作用で免疫力が下がったところに風邪をひき、それが長引いて、慢性副鼻腔炎になったものと思われます。

▼3.検査・症状の意味:副鼻腔炎 病気の基礎知識|アステラス製薬|なるほど病気ガイド

鼻水が、鼻から出る場合を「鼻漏(びろう)」、のどの方へ流れる場合を「後鼻漏(こうびろう)」といいます。後鼻漏は、とくに慢性副鼻腔炎でみられることが多く、痰として吐き出されたり、後鼻漏が刺激となって咳が出たりするため、風邪が長引いていると間違われることがあります。

僕の症状は、まさにこの「後鼻漏」です。鼻水が喉に流れ、それが痰になって喉に絡み、咳につながります。特に夜寝る時に痰がひどくなるのは、横になると副鼻腔から喉に鼻水が流れやすくなるんでしょう。

▼6.治療の種類:副鼻腔炎 病気の基礎知識|アステラス製薬|なるほど病気ガイド

薬物療法
急性副鼻腔炎の場合は、症状を抑える薬(消炎酵素薬、解熱鎮痛薬など)とともに、抗菌薬を服用することが一般的です。抗菌薬を続ける期間は、ふつう2週間以内です。慢性副鼻腔炎の場合は、少量の抗菌薬を長期間飲み続ける特殊な治療法が行われる場合もあります。 その他に、痰や鼻水を出しやすくする薬(気道粘液修復薬、気道粘液溶解薬、気道潤滑薬)などが使われます。

僕が処方された薬の種類とほぼ同じですね。恐らく、いま飲んでいる抗生剤(抗菌薬)が2週間経っても効果がなければ、少量の抗菌薬を長期間飲むという治療に移行することになるのではと思います。

手術療法
薬物療法や鼻吸引、鼻洗浄などの処置を行っても副鼻腔炎が治らない場合には、手術を行って、炎症を起こしている粘膜や鼻ポリープを取り除くことがあります。
以前は、鼻の中などから切開を行う手術が主流でしたが、最近は、内視鏡を使った手術(内視鏡下鼻内副鼻腔手術:ESS)を行うことが増えています。内視鏡下鼻内副鼻腔手術は、外科手術に比べ、患者さんの体の負担は軽くなりますが、術後に薬物療法や鼻吸引、ネブライザー療法などをしっかりと続ける必要があります。

これは怖い・・・。最近は日帰りでの内視鏡手術が可能なようですが、やはり顔の手術は怖いですね。脳の開頭手術よりもある意味怖い感じがします。

いずれにせよ、長く続いた痰の症状に対して、今さらながら診断がついたこと、そして治療がスタートしたことは一歩前進です。

この薬物療法が奏功して治癒することを期待しています。もう手術はたくさんです!

余談ですが、顔のレントゲンを見たら、頭蓋骨に何箇所か、開頭部を固定する丸いプレートが写っていました。いつもの女子医大でのMRIでは見えないので、新鮮でした。笑

【追記】その後、慢性副鼻腔炎の後鼻漏は、6スポット治療により大きく改善しました。下記記事参照。

▼慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の後鼻漏が6スポット治療で改善した話|オーシャンブリッジ高山のブログ

【追記2】副鼻腔炎には鼻うがいが有効です。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

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