退院後二回目の外来診察/幻の自宅療養

昨日は退院後二回目の外来診察(血液内科)でした。
11時半から放射線治療があるため、その前の11時に診察予約を入れてありました。
通常、血液内科の診察の前には採血をし、血液検査の結果に基づき診察をします。でも朝の採血は混むため、昨日の放射線治療終了後、事前に採血を済ませておきました。このあたりは主治医のGY先生の指示によります。


昨日は11時前に病院に着いて、受付後まずGY先生の診察室に行きました。表示を見ると僕の前に3人ほど患者さんがいます。でも少し待っていると、すぐに僕が呼ばれました。30分後の放射線治療を考慮して先に診てくださったようです。
診察は、まずは気になる血液検査の結果から。結果は問題なし。白血球も赤血球もヘモグロビンも血小板も好中球も、前回の検査からほぼ横ばいで、問題ないとのこと。
2週間前の前回の診察の際には、診察後の夕方に先生から家に電話がかかってきて、「血液検査の結果、白血球だけではなく好中球も低い」ということで、その翌日以降、再度血液検査をしたり、白血球を増やす注射(ノイトロジン)を打ったりして、少し焦りました。「様子を見るために入院してください」と言われることを恐れました(結果的に入院はせずにすみましたが)。でも今回は問題なし。やはり2週間前の血球の減少は、当時先生が言っていた通り、入院中に点滴したリツキサン(分子標的薬)の影響で、一時的に血球の値が下がったものでしょう、とのこと。これで一安心です。
続いて、毎日飲んでいる薬の見直しと処方です。
今回、ひと通り見直した結果、1つの薬を取りやめて(ビブラマイシン)、1つの薬の量を増やしました(痛み止めのリリカ。100mg → 125mg)。痛み止めを増やしたのは、別に使っている痛み止めのパッチ(貼り薬。フェントステープ。医療用麻薬)を将来的に止めて、痛み止めはリリカに一本化するという方向性によるものです。
最後に次回の診察の予約。次回はまた二週間後の水曜日となりました。「その間、痛み止め等、薬が足りなくなったらいつでも言って下さい」、とGY先生。安心できます。
その後放射線治療へ。
いつもの通り、治療は数分で終了。その後、放射線科のU先生の診察がありました。毎週水曜日は治療の後に診察があるのです。
診察では、体調面の確認、特に副作用の有無の確認がメインです。僕は副作用等はないため、「治療そのものは問題ないのですが、毎日通うのが、当初思ったよりも体力的にきついです」と相談しました。先生は、「体力的に厳しい時には連絡してください。一日休んでも、20回やり切ることが大切ですから」とのこと。
これを聞いて安心しました。毎日の通院が思ったよりもきつく、体力的に大変な自分にとっては、大きな安心材料になりました。
そして今週が終われば、放射線治療も20日間の治療スケジュールの半分を過ぎ、山を越えます。先生も「通うのに慣れた頃に終わるって感じだよね」と笑っていました。まさにそんな感じになりそうです(笑)。
しかし考えてみると、退院してからしばらくはのんびりと自宅療養のつもりだったのが、放射線治療での通院が思ったよりハードで、全然自宅療養になっていません。
放射線治療は、治療自体は短時間とはいえ、結局家と病院を往復すると半日仕事です。朝出掛けて、帰宅は3時頃になるので、今の身体には結構大変なんですよね。タクシーを使うにせよ、電車に乗るにせよ。しかも平日毎日です。週末は疲れて、濡れ落ち葉のようにソファにへばりついています。
ということで本当の自宅療養は二月上旬に放射線治療が終わってからですね。そうしたら今度こそゆっくりできるはずです。それを目標に、残り半分ちょっとの放射線治療、がんばります。

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