株式会社オーシャンブリッジ ファウンダー
高山 知朗 (たかやま のりあき)
2016年07月06日
先日、脳腫瘍の卒業式で行った恵比寿の葡萄酒房allee(アレ)で、思いがけない出会いがありました。
食事を終えてお店を出ようとしたとき、「高山さんですよね?」と他のお客さんから声をかけられたのです。
「いつもブログを読んでます!」と言ってくださったのは、若きドクターのOさんでした。T大出身の研修医の先生で、僕がかかった血液内科も脳外科も経験されたとのこと。お母さま経由でこのブログを知って読み始め、alleeのこともこのブログで見て来るようになったとのこと。
これまで、病院で他の患者さんから「ブログ読んでます」と声をかけられることはしばしばあったのですが、まさか病院外の場所で、しかも食事に行ったお店で、ブログの読者さんとお会いできるとは思いませんでした。さらにタイミングは脳腫瘍卒業のお祝いで、場所は大好きなalleeです。本当に驚いてしまいました。
そして、これからの医療を担う若き医師の方がブログを読んでくださっているということ、しかもブログで紹介しているお店に足を運んでくださっていることを知って、本当にうれしく感じました。ブログが多少なりともOさんにもalleeにも役に立ったということですからね。
ブログのアクセス分析を見ると、確かに全国の国公立大学や医科系大学からのアクセスは多く、「医療関係者の方も見てくれているようだなあ」と思ってはいたのですが、こうやって実際に読んでくださっているドクターにお会いすると、実感が湧き、手応えを感じます。単なる数値とリアルな出会いは全然違います。
でもこの出会いに、僕以上に驚いていたのはうちの奥さんでした。僕にとってはブログ読者さんから声をかけられるのはしばしばあることですが、奥さんにとっては初めてのことでした。やはり、本当にブログを読んでくださっている方がいること、実際にその方に影響を与えていることに、本当に驚き、感動したようです。
先日の女子医大の記事でも書いたのですが、ブログ読者さんとの出会いは本当にうれしいものです。そしてこの日の出会いは、タイミングや場所、そして読んでくださっている方がお医者さんだったことから、また一層特別なものとなりました。
Oさん、常に患者の気持ちを考えられる立派なお医者さんになってくださいね!
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【投稿者】nori 【コメント】コメント (0)
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ(幻冬舎 税込1,188円)
脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。
高山知朗(のりあき):
1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。
2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。
2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。
2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。
2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。
2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。
現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。
メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)
※病気や治療に関するご相談はメールでもSNSでも一切お受けしておりません。仮に質問などをお送りいただいてもご返事できかねます。私もあくまで一患者であり医療関係者ではありませんのでその点ご理解ください。
※過去の記事も上記リンクからご覧いただけます。
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