2017年03月27日

思いがけない千羽鶴に涙

先ほど外泊を終えてまた病室に入りました。

千羽鶴

昨晩のこと。夕飯どきに家の玄関のチャイムが鳴りました。誰だろうと思っていると、玄関に出て行った娘から「パパー!パパー」の叫び声が。

なんと、娘の保育園時代の同級生とそのお母さんたちが勢ぞろいして、千羽鶴を持って来てくれていました。

お母さんたちはただでさえ仕事で忙しいし、子供たちも学校の宿題や習い事で忙しいのに、僕のためにこんなにたくさんの鶴を折ってくださるとは・・・。

分担して鶴を千羽折るのも大変ですし、折った鶴を集めて糸に通して束ねて、という作業までの全体を取りまとめるのも大変なはずです。

そして、僕が外泊の最後の晩で家にいるころを見計らって、みなさんで集まって持ってきてくださいました。小学校が春休みのため、学童保育のお弁当作りもあったでしょうに・・・。

千羽鶴

そんなことを思って思わずみんなの前で涙が出てしまいました。あるお友だちに「◯◯ちゃんパパ、泣いてる!」と指摘されてしまいました。

来てくださったお母さんのうちの一人は、看護師さんで、以前、小児の白血病の病棟にいたことがあるそうです。だから白血病治療の厳しさをよくご存じです。僕の治療のことを本当に心配してくださいました。

千羽鶴

そしてみなさん、口々に声をかけてくれました。娘には、「◯◯ちゃん、いつでも遊びに来ていいからね!」。

家内には、「◯◯ちゃんママ、いつでも◯◯ちゃんを預かるから頼ってくださいね!」。

僕の家内は人に頼ったりするのがあまり得意な方ではないのですが、「今回ばかりは、みなさんに甘えちゃおうかな・・・」と涙を浮かべて感激していました。

僕は今回が3回目のがんですが、千羽鶴をいただいたのは初めてです。その意味でも本当にうれしかったです。

娘のお友だちや、そのパパ、ママが、忙しい時間の合間を縫ってあれだけのものを作り上げてくださったことに感動しました。

これから治療に入ると僕は一般病棟から無菌病棟に移ります。そうすると千羽鶴の持ち込みは難しそうですので、家の寝室に飾りました。

その替わり、病室には、娘がこの千羽鶴を持っている写真を飾ることにしました。これでいつでもみんなの応援パワーを感じることができます。

同時に、これを折ってくださったお友だちやパパ・ママが、僕が家に残してきた娘と家内を支えてくれていると安心することもできます。

みなさんには「二人をよろしくお願いします」と言って頭を下げました。

みなさん本当に本当にありがとうございました。がんばってまた綱島でみなさんに元気な姿を見せられるようにがんばります。

千羽鶴
(先端には星がついています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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