赤血球の輸血の効果をリハビリで実感

来週に治療開始を控え、いよいよ白血病細胞の増殖の勢いに正常な血球が押されて、各数値が微妙なラインとなってきました。
赤血球を輸血


まずヘモグロビンが先週の7.7から6.4に減少し、ついに輸血が必要なレベルになってしまいました。早速今日、赤血球を輸血しました。
またヘモグロビンだけではなく、血小板も先週の46から36に減少。明日、腰椎穿刺の検査があり、そこで腰椎への太い注射により多少出血があるため、血が止まりにくくならないように、念のため、その前に血小板を輸血するかもしれません、とS先生。
白血球は先週の2800から1500に減少。さらにそのうちの好中球の割合が10.5%から7.0%に減っているため、つまり好中球の量は今、105しかありません。これだけ外敵に対する抵抗力が低いと、次の週末の外泊は叶うのか、分かりません。
赤血球の輸血で実感したことが一つ。毎日行っているリハビリでは、いつも最後にエアロバイクをこぐのですが、今日は昨日よりも楽に感じました。
同じ条件で10分間バイクをこいで、昨日は心拍数が133だったのが、今日は123までしか上がりませんでした。理学療法士のSさんも、「今日はあまり息が上がってませんね!」とのこと。
やはり人間の体はヘモグロビンが体中に酸素を送り届けることで活動しているんですね。酸素が足りなくなると、息は上がるし、心臓の鼓動も速くなります。
輸血のありがたさを直接的に実感したできごとでした。献血してくださった方、ありがとうございました。

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