日進月歩の医療の進歩を女子医大のスマート治療室に実感する

先週、東京女子医科大学病院に脳腫瘍の定期検査(MRI)と診察に行ってきました。
今、僕は女子医大には三ヶ月おきに通院しています。よって前回の診察は4月でした。
この日は夕方から検査で、そのあとに村垣先生の診察でした。
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MRI検査があるため、検査の3時間前には昼食を済ませ、病院へ。着いてから少し時間があったのですが、MRI検査前は飲み物も制限があるため(検査30分前までは水のみ飲んでもよいが、その後は何も飲めない)、喫茶店に行くこともできず、外来棟1階奥のソファースペースでしばし時間をつぶしました。
MRI検査の時間になって検査受付へ。今回の検査でも、いつものように、MRI機器の轟音の中でうとうとしてしまいました。
その後、脳神経センターの受付へ。なんとなくバタバタしている様子の中、比較的早く名前を呼ばれました。どうも村垣先生のご予定が急遽変わったようで、予約変更か何かの調整をされているようです。
診察室へ入ると、村垣先生はすでに次のご予定に向かう準備か、白衣を脱いでいました。そんな中、MRI画像を見ていただき、一年前の画像と特に変化がないことを確認。今回も問題なしです。
「術後7年が経過したんですね」「そうなんですよ、早いですね」というお話や、「最近、信州大学病院にスマート治療室(後述)が設置されたんですよね」「そうなんですよ。信州大学にも優秀な先生がいらっしゃって」というお話をひとしきりしたのち、先生は「もっといろいろお話したかったんですが」と言い残して足早に診察室を後にされました。
その後、僕は丸山隆志先生の診察室で先生にご挨拶してから、帰途につきました。もう会計窓口も閉まってしまっていたため、会計は次回3ヶ月後の診察の時にまとめて支払うことになります。
さて、村垣先生とお話しした「スマート治療室」の件。以前からよくメディアには取り上げられていますが、直近では信州大学に設置されたことがたくさんのメディアで取り上げられて注目されていました。
こちらはロイター配信の記事。
▼デンソーや日立などが手術の「見える化」実現、熟練医の技術共有 | ロイター

デンソーや日立製作所などは9日、手術の「見える化」を実現する「スマート治療室」の臨床試験を開始すると発表した。あらゆるモノがネットにつながるIoTを活用して多種多様な医療機器の情報が連携できる手術室を、日本医療研究開発機構(AMED)を中心に東京女子医科大学など5大学と11社が共同で開発した。

プロジェクトを統括する東京女子医大の村垣善浩教授は同日の会見で、今の手術では医療機器がほぼ単独で動いており「(医療機器それぞれの持つ)情報がほとんど捨てられている」と指摘。各医療機器のデータをつないで「単なるスペースだったオペ(手術)室それ自体を1つの医療機器にする」と説明した。

こちらはロボスタの記事。スマート治療室の写真がたくさん掲載されているので、下記のリンクより画像を見ていただくのが早そうです。
▼これが未来の先端医療「スマート治療室」だ!東京女子医大の「SCOT ハイパーモデル」手術室を報道陣に公開 | ロボスタ

案内されたSCOTスマート治療室は、手術台や電気メス、4Kモニタを含む手術ナビゲーションシステム、次世代の顕微鏡、MRI装置などが設置されていた。普段一般の人はもちろん、報道陣も滅多に踏み入れることのない場所だけに緊張感が漂い、MRI装置の周囲はカメラ器材のデータが消えてしまうような磁場が常時発生している範囲を知らせる「5ガウスライン」が敷かれていた。

また写真だけではなく、村垣先生が自ら登場し、遠隔地より、手術の最新状況を確認しながら、手術室の執刀医にアドバイスを送る場面のデモ動画も見られます。

戦略デスクから手術室へアドバイスや指示を行うことを想定したデモも公開された。下記の動画では、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授 村垣善浩氏によるアドバイスの例(デモ)が見られる。

日々、患者さんの手術や診察などを大量に抱えながら、こうした先進的な研究を精力的に進める村垣先生のパワーには頭が下がります。全ては、一人でも多くの患者さんの命を救うことに繋がっています。何よりも、僕自身が、このスマート治療室の核をなす術中MRIに命を救われた一人です。
本当に医療は日進月歩であることを感じます。
改めて、医療の進歩に日々尽力されている先生たちに感謝申し上げます。