2019年09月24日

移植患者とがん検診/整腸剤が便秘の原因に

先週、虎の門病院に行ってきました。

急性骨髄性白血病の定期検査と診察です。

前回診察からは4週間ぶりです。

虎の門病院の旧病棟と新病棟

診察までのいつもの流れ

病院到着から採血、診察待ちでスタバというのはいつもの流れ。

スタバ20190919

その後、診察室前で少し待ってから、湯淺先生の診察です。

湯淺先生の診察:近況報告

湯淺先生の診察では、まずは近況報告。

ここ最近、体重が増えてきたこと、そして体力が回復してきたことが大きなトピックです。

体重はここ3カ月で2キロ増えました。やせていた時に買ったジーンズが、少しきつくなりました。汗

でも、筋力、特に脚力がついてきたようで、電車に乗って外出してたくさん歩いても、以前より疲れにくくなりました。

でも、やり過ぎると翌日以降ダウンしてしまうのですが・・・。

腸の調子と整腸剤

近況報告の二つ目は、最近、便秘気味なこと。これに関する湯淺先生のお話。

移植後にGVHD(移植片対宿主病)で腸の調子を崩した患者さんが、整腸剤を飲んでいた場合、GVHDが治まってきて腸の働きが回復してくると、便秘になることがあります。

とのこと。全く知りませんでした。まさか整腸剤が便秘の原因になるとは。
僕は毎食後に整腸剤(ミヤBM)を飲んでいます。

忘れずに先生に報告してよかったです。
なんでも話してみるものです。

早速、整腸剤を飲むのをやめたのですが、調子が戻ってきたように思います。

緩和ケアの先生への紹介状

そして三つ目の報告事項は、帯状疱疹後神経痛について。痛みは相変わらずですが、少しずつ医療用麻薬のオキノームを飲む量を減らしてみていることを伝えました。

痛み自体は相変わらずということで、前回話した通り、緩和ケアの先生に紹介状を書いていただきました。麻薬を減らしていく方向、つまり麻薬以外で痛みを抑えていく方向で、相談したいと思います。

がん検診

続いて相談事項。がん検診についてです。

以前、山本先生の診察で、「そろそろがん検診を受けたほうがいい」という話になっていたんですが、そのままにしてしまっていました。

毎月、虎の門病院で血液検査を受けていても、血液がん以外は見つけられないので、別途、がん検診を受ける必要があるということです。

女子医大にも3ヶ月おきに行っていますが、こちらは脳のMRIしか見ていないので、脳腫瘍以外は見つけられませんからね。

また先日、横浜市からもがん検診の案内が来ていたのですが、それによると、市の検診では、胃がんの検査(X線、内視鏡)の対象は50歳以上などと年齢の制限があります。

そこで、どのがんの検査を受けるべきか、受ける場合、市の指定の施設ではなく、虎の門病院でも受けられるか、という点を聞いてみました。

それに対する湯淺先生の回答。

移植患者さんは、がん検診は、一通り受けた方がいいです。

特に、GVHDが出ている臓器は、ドナー細胞から攻撃を受けているということなので、がんになりやすいです。

例えば、胃にGVHDが出ていれば胃がんのリスクが高まりますし、皮膚にGVHDが出ていれば皮膚がんの恐れがあります。

ですから、移植した後は、一通りのがん検診を受けたほうがいいです。

もちろん、高山さんの体のどこかにがんがあると言っているわけではないんですが。笑

この話も初耳でしたが、考えてみると納得できます。ただでさえ歳をとると細胞が老化によりがん化しやすくなります。

また、喫煙は肺がんの原因になりますし、強いアルコールは食道がんのリスクを高めます。臓器への刺激ががんを引き起こします。

それが、造血幹細胞移植を受けた患者の場合、全身を巡るドナー由来の血液によるGVHDという形で、臓器が絶え間なく攻撃を受け続けるわけですので、がんのリスクが高まるというのは理解できます。

この話を聞いて、「がん検診を受けねば!」という気持ちが強くなりました。
恐怖によるマネジメントですね。笑

ちょうど来月、移植後看護外来があります。そこで、虎の門病院のがん検診のメニューについて説明してくれるようですので、それを聞いた上で、いずれかの施設で早めにがん検診を受けたいと思います。

血液検査の結果

続いて、この日の血液検査の結果です。
いつものように、問題なし、でした。

肝臓の数値(AST、ALT)がここのところ下がってきていたため、そのことを聞いてみたら、以下のようなお話。

この肝臓の数値の低下は、通常の変動の範囲内ですね。

ですから、もし次回また上がっていても、あまり気にしないでくださいね。

とのことでした。

肝臓の数値が高いことや、血球の数値(赤血球、ヘモグロビン、血小板等)が低いことは、あまり気にする必要はないと分かってはいるのですが、検査結果がちょっとでも改善していると、身体がよくなっているのだと思いたい自分がいます。

まあ患者というのはそういうものですよね。

ということで診察は終了しました。

先輩のお見舞い

診察の後は、入院しているF先輩のお見舞いに行きました。

新しい入院病棟では、9階に屋上があります。
その屋上のベンチでいろいろと話をしてきました。

この屋上には、緑も多く植えられていて、青空の下、気持ちのよい時間を過ごせます。
前の病棟では考えられなかった、気持ちのよいスペースでした。

前の病棟での入院経験を持つ患者同士、「病棟の環境は患者の回復にも大きく影響しそうですね」なんていう話をしてきました。

今回もいろいろと発見や気づきのある診察日となりました。

次回は来月。さらに元気になり、湯淺先生によい報告ができるように、日々を送っていきたいと思います。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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