2020年02月16日

無事に食道静脈瘤硬化療法(EIS)が終了

先日2月13日に、無事に静脈瘤硬化療法(EIS)の処置が終わりました。

デイルーム
(入院している病棟のデイルームです)

終わった後は処置の苦痛や麻酔などでヘロヘロになっていたんですが、もう元気になりました。

処置の様子

当日は、朝から妻と娘が付き添いに来てくれました。娘は小学校があるのですが、僕を心配して学校を休んで病院に来てくれました。

術衣に着替え、病室からストレッチャーで内視鏡室へ。

まずは処置に先立ち病変を確認するため、普通の胃カメラです。

ただ、先月地元のクリニックで受けた胃カメラと異なり、この日は鎮静剤だけで、麻酔を使わなかったため、苦しいこと苦しいこと。 しかも続く処置のために食道から胃までしっかり見たため、時間もかかります。

担当してくれた肝臓内科のI先生にあとで聞いたところ、この日は、最初に食道と胃を確認した上で、処置の方法を、食道静脈瘤結紮術(EVL)にするか、食道静脈瘤硬化療法(EIS)にするかを判断して患者本人(僕)に確認する必要があったため、眠らせることができなかったとのこと。

実際、当日は、最初の胃カメラのあと、

「やはり食道だけでなく胃にも静脈瘤が広がっています。その場合、EISの方が、硬化剤が食道から胃まで流れて、胃の静脈瘤を固めることもできるため、広い範囲で効果的で、再発までの期間を長くすることもできます。EISでいいですよね?」

とI先生に確認されました。

そしていったん抜いた内視鏡を再度挿入。しかし今度は麻酔を効かせてくれたため、意識は無い中での処置となりました。

・・・

処置が終わって

気づいたときには病室にいました。

ベッドの脇には妻と娘がいるのが分かりました。

後で聞いたら、

「いま何時?」

と何度も聞いていたそうです。

どうも、午前中のうち、11時頃には病室に戻ってきていたようです。

でも処置と麻酔でヘロヘロです。意識も朦朧としています。その日はずっと寝てしまいました。

胃と食道の粘膜を保護する薬を飲む時は、看護師さんがきて飲ませてくれました。

起き上がることができないため、トイレは尿器でしました。

食事はこの日はありませんでした。

治療の翌日

翌朝早く、看護師さんがベッドに来て目を覚ましました。看護師さんが見ているところで体を起こし、ベッド脇に立って歩いてみて、ふらつきなどがないか確認します。

看護師さんから「大丈夫ですね」とお墨付きをもらって、ようやく1人で動けるようになりました。まずはトイレに行きました。

しかし体調はすぐれず、午前中は寝ていたのですが、午後になって、少しずつ元気が戻ってきました。

この日のお昼から食事が出てきました。潰瘍食と言って、ゼリーです。

一つは重湯ゼリー。重湯を固めたゼリーです。

もう一つは村雲汁ゼリー。ときたま汁のようなスープを固めたゼリーです。

ときたま汁ゼリー

まだそれほど食欲もないため、量も味もそれほど不満もなく食べられました。

一食の量が少ないこともあってか、おやつに間食も出ます。これもゼリーですが、普通のぶどうゼリーでした。

夕食は、またもや重湯ゼリーと、そして紅茶ゼリーでした。

紅茶ゼリー

治療の翌々日(昨日)

だいぶ元気が戻ってきましたが、まだ朝食はゼリーです。

ヨーグルトゼリーとトマトゼリーです。

トマトゼリー

ヨーグルトゼリーは普通においしかったのですが、トマトゼリーは、なんとも不思議な味でした。塩無添加のトマトジュースをゼリーにした感じですね。

しかし、この日の昼食から、お粥になりました。おかずはまだ質素です。

おやつはソフトせんべい。あの赤ちゃんが食べるやつですね。

ソフトせんべい

そして夕食から、だいぶ食事らしくなってきました。

鶏肉のクリーム煮にお粥、そしてバナナまでついていました。

バナナが出てきた

そして今朝の朝食もまだお粥です。これからまた少しずつ普通の食事に戻っていくはずです。

幸いなことに、治療終了から今まで、治療した食道や胃の痛みなどはほとんどありませんでした。帯状疱疹後神経痛のほうがよっぽど痛いです。

一つ辛いのは、出される食事以外の食べ物は食べてはいけないこと。飲み物もお茶か水だけです。


家族がお見舞いに来てくれたときに一緒にナチュラルローソンのカフェラテを飲んでチョコレートでも食べたいところですが、ダメなのです。

でもあと数日の我慢です。

いずれにせよ、今回の入院の目的だった食道静脈瘤の治療は大成功でした。

内視鏡下で、ピンポイントで静脈に針を打ち込み硬化剤を注入する難しい治療のようですが、I先生としても会心の出来だったようです。一昨日、実際の内視鏡写真を見ながら説明してくれました、

ただ今回の入院で、治療前に受けた検査の結果、食堂静脈瘤とは別に気になる所見がありました。

そちらの追加の検査が来週に入ったため、ちょっと入院が延長になりました。

恐らく来週いっぱいは入院していることになりそうです。

焦ってもしょうがないので、粛々と進めていきます。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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