【上海シリーズ】マイノリティな気分。

keynote.jpgさて本日は朝からいろいろなセッションに参加。
米国、アジアのベンチャーキャピタリストや起業家が、続々登場。
しかし、全体的に、日本の存在感が非常に薄い。そもそもアジアのTOP 100に数社しか選ばれていないことも象徴的だが、キーノートスピーチやパネルディスカッションでも、ほとんど言及されない。アジアについてのカンファレンスなのに、出てくるのは中国市場の話ばかりですわ。
日本が登場するのは、


中国市場の今後を占うときに、日本市場ではかつてこうだった、という説明をされる時くらい。あわわ。もう過去のマーケットって認識なのか、日本は。あと、韓国については、ほとんどと言うか全く出てこない感じ。
TOP 100に選ばれたベンチャーのプレゼンもいろいろと聞いたが、やはり中国とインドの会社が目立つ。うーん、RED HERRING ASIAっていうより、RED HERRING CHINA AND INDIAって雰囲気・・・。
中国については、インターネット/ワイヤレスユーザの急増に伴うBtoC市場関連のトピックが多い。うーん、ちょっと、オーシャンブリッジのビジネスには直結しないかなー。その他、オフショア開発会社からのプレゼンもいくつか。インドを意識したプレゼンなども。うちでやっている海外製ソフトウェアのローカライゼーションやテストについては、オフショアも検討の余地ありか。
でも、中国関連では、企業向けパッケージソフトウェアの話はあまり出てこない。が、ランチで一緒になった北京のベンチャーキャピタリスト曰く、日本市場に興味のある中国のソフトウェア企業の話も、彼のところには結構舞い込んでくるらしい。今後keep in touchすることに。
インドについては、やはりオフショア開発の会社が目立つが、意外だったのはBPMソリューションベンダが目立つこと。リアルコム谷本さん曰く、インドにはBPMベンダが多いらしい。こっちの方が、オーシャンブリッジとしては協業の可能性が高そう。ということで、そうした企業のうちの一社と、改めてデモセッションを設定することに。でも、コンサルテーションやインテグレーション等のサービスをどう提供していくかは課題。
あと、インドからはセミコンダクター関係やバイオ関係なども。うーん、インドのベンチャーは、結構、Innovative。中国もそうですが、パワーを感じます。
てな感じで、朝からみっちりセッションに参加&周囲の参加者と名刺&情報交換など。
bldg1.jpgで、本日の全セッションの終了後、そのままみんなでバスで移動し、何と洗浄パーティ。じゃなくて船上パーティ。あー、そう言えば、昨日ホテルに着いてから、外に出たのは初めてだ。で、改めて川の上から周囲を見ると、やっぱり周囲の情景は21エモンの世界。近未来のメトロポリタンin昔のSF漫画、って感じ。ビルの形とライトアップがすごい。
パーティの場では、今日のKey Note Sessionにスピーカーとして参加していたMr. Bill Taiともいろいろと話ができた。彼は吉川さんの会社、IP Infusionにも投資しているのだ。彼のようなシリコンバレーの有名ベンチャーキャピタリストが、吉川さんのことを非常に評価し、褒めていたのが印象的だった。うーん、僕もがんばらねば。
その他、各国の起業家やキャピタリスト、RED HERRINGのスタッフ、それから、すでに中国・インドパワーを前にマイノリティと化してしまった日本人の参加者の皆さん等々と話をしているうちに、岸に到着してパーティはお開き。
またバスでホテルに戻ってからは、日本人参加者の皆さんとバーに移動し、引き続きいろいろと情報交換。
ということで、長い一日でした。
英語でのセッション&ネットワーキング、やっぱ疲れますね・・・。

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