株式会社オーシャンブリッジ ファウンダー
高山 知朗 (たかやま のりあき)
2010年11月26日
先日iOS 4.2がリリースされましたね。
今回のiOSのアップデートで、iPhone/iPod touch/iPad上の音楽やビデオ等のコンテンツを、無線LAN経由でApple TV等にストリーミング配信できる「AirPlay」が可能になったので、早速試してみました。
とはいえ、うちにはまだApple TVはありません。一瞬食指が動いたんですが、娘がまだ小さく、夫婦でゆっくり映画を見るような時間が取れないので、保留状態。そうでなくてもHDDレコーダーにも大量の未視聴映画がたまっていますしね。
でも大丈夫。AirPlayは、AirMac Expressにも対応しています。
ということで、昔買ったAirMac Expressを引っ張り出してきて試してみました。
結論。これはすばらしい!すごい便利!家で音楽を聴くときにはほとんどこのiPhone 4 + AirMac Expressになっちゃうかもしれません。
もともとAirMac Expressを買ったのは、家のオーディオから、PCのiTunesにある大量の音楽を自由に選んで再生したい、CDを入れ替えるのは面倒くさい、という理由から。でも、そもそも音楽を聴くだけなのにPCを立ち上げるのが面倒くさい、という理由からお蔵入りになっていました。
その後、iPhone購入により使わなくなったiPod touchを、ドック経由でオーディオに常時つないでおくようになったため、「CDを入れ替えずに好きな曲を流す」というニーズは満たされることになりました。でもケーブルでAVアンプにつないであるため、曲を選択するときにはアンプのところまで行ってiPod touchを操作しなければなりません。
それが、今回のiOS 4.2で全て解決しました。常に手元にあるiPhone 4に入っている音楽を、そのまま家のオーディオで聴くことができるのです。しかもすごく簡単に。
ソファに座っているときに、「ああ、こないだ買ったEric ClaptonのアルバムのAutumn Leavesのカバーを聞きたいなあ」と思えば、手元ですぐに選んで再生。それを聴いているうちに、「やっぱAutumn LeavesといえばBill Evans Trioのバージョンも好きだなあ」と思えば、そちらを選んで再生。自由自在に音楽の海を渡り歩けますよ。
手順も簡単。
AirMac Expressはもう何年も使っていなかったので、一旦リセット。Windowsマシンには改めてAirMacユーティリティをインストール。リセットしたAirMac Expressを、一旦有線で家のネットワークに接続し、WindowsマシンのAirMacユーティリティからちょちょいと設定作業をして、無線で家のネットワークに接続。
設定終了後、LANケーブルを外し、AVアンプ近くの電源タップに接続し、ステレオミニプラグケーブルでAVアンプと接続して準備完了。
あとは、iPhoneで音楽を再生すると、音の出力先を選ぶ四角いボタンが出てくる、はず、でした。が、出てきません。。。iOS 4.2へのアップデートは終わっているはずなんですが。
おかしいなあと思いつつ、まあ再起動すれば出てくるかも、と思ってやってみたらその通り。今まではなかった四角と三角のボタンが右下に出てきました。
このボタンをクリックすると、音楽の出力先を選べます。iPhoneのスピーカーから出すか、AirMac Expressに送信するか。
つまり、AirMac Expressだけ設定して家のネットワークに参加させておけば、iPhone側では全く設定作業をすることなく、上記の出力先選択メニューにAirMac Expressが出てきます。簡単ですね。
これで手元のiPhoneの音楽を、自由に家のオーディオから流すことができます。これは思ったよりも楽しいです。Geniusプレイリストを使って、自分の音楽ライブラリの中から、あまり聴いていなかった思いがけない曲を見つけ出すのも楽しそうです。
Apple TVだと、AirMac Expressと違って音声出力が光オーディオになるので、そちらの方が音質面では期待できるかも知れませんね。(注:AirMac Expressも光出力できるとご指摘いただきましたので削除)Apple TVならもちろん音楽だけではなくビデオや写真も出力できますし。それは今後また考えるとして。
また音質という点では圧縮音源よりもCDの方がよいという面もありますが、この便利さを味わうとなかなか戻れません。僕の場合、これはちゃんと聴こう!というとき(特にJazzとか)はCDで、普段なにかしながら聴くときはiPhoneで、となっていきそうな感じです。
AirPlayのお陰で、家で音楽を聴くのが一層楽しくなりました!アップルありがとう!(非 田中)
★闘病記ブログランキングに参加しています。上の病名ボタンをクリックしてくださると、ランキングが上昇し、より多くのがん患者さんに僕の闘病記が届きます。よろしければクリックしてくださるとうれしく思います。4回のがんをがんを乗り越えた経験が、一人でも多くの患者さんに届きますように…
【投稿者】nori 【コメント】コメント (2)
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ(幻冬舎 税込1,188円)
脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。
高山知朗(のりあき):
1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。
2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。
2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。
2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。
2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。
2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。
現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。
メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)
※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。
※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。
※過去の記事も上記リンクからご覧いただけます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |