東北地方太平洋沖地震に対する義援金の寄付について

今回の東北地方太平洋沖地震の発生後、自分たちは被災地のために何ができるだろうかと、いろいろ考えていました。
その中でまずは、自分たちが地震後の在宅勤務体制で活用したPC遠隔操作ツール、グループチャットツール、テレビ会議ツールなどを、全国の企業・個人のみなさまに無料で提供することにしました。これにより、企業が経済活動を滞りなく継続したり、被災地のみなさんが連絡を取り合ったりするためのお役に立てればと考えました。
その後考えたのは、義援金の寄付です。連日の報道やTwitterなどのソーシャルメディアを見ている中で、やはり被災地支援のためには、我々としてはお金を寄付するのが最善だと感じていました。


ただ、一企業としては、赤字を出さずにしっかり黒字を残していくことが一義的な責任です。その前提で、どこまで被災地支援のための寄付金として拠出できるか、という点は、3月決算の着地点が見えないと判断がつきませんでした。
特に3月は通常、一年のうちで最も売上があがり、特に月末にかけて多くの商談の受注が決まっていきます。そうした中、3月11日に地震が発生しました。地震の影響で期待していた商談が中止または延期となる可能性もあり、当期決算に大きな影響を与える可能性もありました。そのため3月末になるまで、寄付金の元手となる経常利益の額がどの程度になるのか、読めませんでした。
そして昨日3月31日の夕方に、経理を担当する経営管理部に急いで決算の速報値を出してもらいました。そこで算出された経常利益のうち250万円を、昨日付けで日本赤十字社を通じて寄付させていただきました。
今回の地震では、自分自身、これまでの人生にない体験をし、これまで感じたこともなかった感情を味わい、これまで考えたこともなかったことを考えました。今回の震災は人ごとではない、と強く思いました。でも被災地では、自分が想像もできないほど悲惨で過酷な状況が続いています。その被災地のために、オーシャンブリッジとしてできることをやりたいという思いを、今回の義援金の寄付やツールの無償提供に込めています。
被災者のみなさんの支援や被災地の復興のために役立てていただければと、心から願っています。
▼東北地方太平洋沖地震に対する義援金の寄付について(オーシャンブリッジ)

★闘病記ブログランキングに参加しています。下の病名ボタンをクリックしてくださると、ランキングが上昇し、より多くのがん患者さんに僕の闘病記が届きます。よろしければクリックしてくださるとうれしく思います。4回のがんをがんを乗り越えた経験が、一人でも多くの患者さんに届きますように…

にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ  にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ  にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ