2011年05月28日

好調な滑り出しのZyncroを、キャズム理論に照らして考える。

5月10日(火)にリリースしたエンタープライズ・ソーシャル・コラボレーション・ツール「Zyncro」

記者発表会やブロガーミーティングのお陰で、各種メディアやブログ、そしてTwitterなどで多数取り上げていただきました。

▼「Zyncro」国内サービス開始に関するメディア掲載記事 #zyncro_jp
▼「Zyncro(ジンクロ)」ブロガーミーティングに関するブログ記事のまとめ。 #zyncro_jp

その結果、無料のスモールビジネスエディション(5ユーザーまで・1GBまで)のアカウント登録をされるユーザー様の数も、予想以上のペースで増えています。

ただ、僕自身が最も驚いたのが、有償のビジネスエディションにアップグレードされるユーザー様が、予想以上に早くかつ多くいらっしゃったこと。すでに数社のお客様にビジネスエディションをご利用いただいています。

Zyncroは前述の通り、限られたユーザー数(5人以下)で限られたストレージ容量(1GB以下)であれば、無料で使えるというフリーミアム的なモデルで提供しています。そのため、全てのお客様はまずは無料版で使い始めます。

そうしたお客様は、身の回りの少人数の方々とともに使ってみた上で、「このサービスは使えそうだから、本格的に社内で(もしくは社外の取引先と)使っていこう。そのために、ユーザー数とストレージ容量を増やそう」と判断した場合のみ、有償版にアップグレードしてくださいます。

僕自身は、その無料版を試しに使ってみるという評価期間は、企業においてはそれなりの期間が必要だろうと考えていて、よって有償版にアップグレードされるお客様が現れ始めるのは、つまりZyncroで売上が上がり始めるのは、6月か7月だろうと保守的に見ていました。

それが、リリースから10日ほど後にはもう最初のご注文書が届き、その後も注文が相次いでいるといううれしい状況です。

そしてそうしたお客様は、必ずしも、キャズム理論で言うところのイノベーター的な方やアーリーアダプター的な方、つまり、純粋に新しいテクノロジーが好きという方ばかりではないようです。テクノロジー云々よりも、目の前の具体的な業務課題を解決したいという、アーリーマジョリティー的な方も多いという印象です。

つまり、実際に社内や社外でのコミュニケーションやファイル共有などで困っている方、メールに依存したコミュニケーションで問題を抱えている方が、Zyncroに興味を持ち、無料版で評価し、課題解決に使えると判断して、有償版を購入されているようです。

そして、まだ購入には至っていないものの、千人規模での大規模な導入を検討される企業様も増えています。こちらも課題解決志向のアーリーマジョリティー的なお客様です。

キャズム理論では、イノベーター・アーリーアダプターと、アーリーマジョリティーの間には、大きな断絶(キャズム)があり、そこを越えるのは非常に難しいと言われています。でも、そこを越えれば、より大きな市場、つまりアーリーマジョリティーおよびレイトマジョリティーからなるメインストリーム市場が待っており、一気に普及が進みます。

改めてキャズム理論に照らしてZyncro事業の現状を捉えてみると、どうも僕が考えていたよりも速いスピードでの事業展開が必要となりそうです。

改めて事業計画を練り直さねばと考えています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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