2014年04月11日

外来診察での血液内科の主治医との話/悪性リンパ腫の再発は検査で分かる?

今日は、今週火曜日、4月8日の虎の門病院血液内科での外来診察の内容について書きます。本当はもっと早く書きたかったのですが、ちょっと不注意により帯状疱疹後神経痛の痛みが激しくなり、二日ほど寝込んでいました。。。

さて、火曜日の虎の門病院での外来診察の日。病院に着いてまずは採血。この日はなぜか混んでいて、いつもより長めの25分待ち。採血をしてくれた検査技師さんによると、年度が変わって先生の担当が変わったりしたことで、患者さんが増えているのでは、とのこと。

採血の後、主治医のGY先生の診察室の前へ。順番が来るまでしばらく待機。いつものごとく、血液検査の結果が出次第、呼ばれている模様。

今回の診察で僕がGY先生に相談したかったのは、主に以下の3点。

●1. 今後の維持療法の方針

昨年末の退院から3ヶ月が経ち、そろそろ、再発を防ぐための維持療法をどうするかについて方針を決めたいという相談。これは長くなるので詳細はこの後の別記事にて。

●2. 痛み止めの貼り薬であるフェントステープ(医療用麻薬)を段階的にやめる

これは帯状疱疹後神経痛の治療を受けているNTT東日本関東病院ペインクリニック科のK先生とも相談したこと。入院中から貼り続けているこの薬は、すでに現在の帯状疱疹後神経痛には効いていない可能性があり、また痛み止めの薬はリリカに一本化していきたいため、やめていく方向で考えています。ただ、この薬は突然やめるわけにはいかず、徐々に量を減らしていく必要があるため、その相談。

●3. 再発のチェックはどうやるか?

もし万が一、今後再発した場合に、どんな検査で分かるのか?今までお聞きしたことがなかったので。

これらの質問を受けた実際の診察での先生のお話は以下のようなものでした。

●0. 当日の血液検査の結果(血球数)

前回よりも白血球が増えて2,800に。2,000あれば日常生活では問題ないが、維持療法を始めるにはまだ少ない。始めると恐らく500を切ってしまい、感染症等のリスクが高くなる。

だから、維持療法の開始時期についてはもう少し様子を見る。なお他の血球の数には特に問題はない。

Hyper-CVADなどの強い治療を長くやると、なかなか血球の数は戻らない。中には一年くらい戻らない人もいる。

●1. 今後の維持療法の方針
前述の通り、長くなるので詳細はこの後の別記事にて。

●2. フェントステープ

フェントステープは、これまでの2mgのものを1mgのものに減らす。これで様子を見て、痛みの増強等がなければ、次の診察の際にまたもう一段階減らしていき、最終的にやめる方向。減らしていく過程で痛みが出ればまた戻す。

●3. 再発のチェック

高山さんのような骨を原発巣とする悪性リンパ腫の場合、定期的な検査で再発を発見するということは難しい。

骨原発のため、再発するのであれば骨にできる可能性が高いが、最初に腫瘍ができた仙骨部については、放射線をかけているため、あまり再発はないと思われる。放射線治療は強力なので。他の骨に再発する可能性もあるが、定期的に全身のPET検査を行うのは現実的ではない。MRIやCTでもはっきりとは再発は分からない。よって、定期検査ではなく、何らかの自覚症状が出てから検査をして分かる、ということになる。

でもこの病気は、他のがん、例えば肺がんや胃がん等と異なり、早期発見は重要ではない。悪性リンパ腫は、他のがんのように腫瘍が小さいうちに切除するのではなく、腫瘍の大小に関わらず化学療法による全身治療となる。だから、見つかった時期によって治療の結果はそれほど変わらない。

また、白血病のように骨髄に再発するのであれば血液検査に変化が現れるが、僕の悪性リンパ腫の場合、再発するなら骨に再発する可能性が高いため、血液検査には変化は現れない。

というお話しでした。再発の検査に関する話は今回初めてお聞きしたため、うーむ、そういうものか・・・とちょっと考えてしまいました。

でもしょうがないですね。自分の身体の変化にこれまで以上に敏感になるようにします。

ということで、維持療法に関する記事に続きます。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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