ペインクリニックで帯状疱疹後神経痛の診察/神経ブロックの結果

先日、4月1日(火)に、2週間ぶりにNTT東日本関東病院のペインクリニック科を受診してきました。帯状疱疹後神経痛の診察です。
今回は治療はなく、これまでに受けた神経根ブロック治療神経根サーモ治療(高周波熱凝固法)のその後の経過の報告と、今後の治療方針の相談のための診察のみです。


僕からは、K先生に以下のような報告をしました。

・最近は、一時より痛みが強くなることは減った。一日に痛み止めを飲む回数は0〜2回(治療開始以前は3〜4回。前回診察・治療の直前も0〜2回)

・痛みの強さも弱まった感じ。前回診察時は、午後から夕方にかけて痛みの強さが10段階で6〜7程度まで上がっていた(ただし痛み止めを飲まなくても体を動かすと紛れる)。今は午後から夕方にかけての痛みは4〜5程度に治まっている(痛み止めは不要)。やはり、前回の神経根サーモ以降、痛みは和らいでいると言えそう。

・前回の神経根サーモ治療直後の数日間の痛みは激しかった(先生が治療前に言った通り)。2日ほど痛み止め(オキノーム)を飲みなら寝込んでしまった。

・前回の神経根サーモ治療の後、なぜか背中にかさぶたが増えた。

・以前は背中の右側とそこから続く右の脇の下に痛みが出ていたが、最近は背中の痛みは減り、痛みはほぼ右の脇の下に限局してきている。背中にはかゆみが出てきている。

この僕からの報告を受け、K先生からは以下のようなお話がありました。

これまでの治療で、今、痛みが徐々に落ち着いてきているようなので、しばらく様子を見ましょう。

いずれにしても、現時点でできる治療はここまでです。神経ブロックも、そんなに頻繁にやる治療ではありません。数ヶ月おきに受けられている患者さんはいますが。また残念ながら、発症から時間が経っているため、神経ブロックをやっても神経痛が残ってしまう可能性は高いです。

でも、今の状況を見ると、このまま少しずつ症状が改善していく可能性があります。

背中の皮膚のかさぶたやかゆみも、神経ブロック治療後に良くなっていくプロセスにおいて、頻繁に見られることです。また、皮膚がまだ完全に治っていないということは、神経痛だけではなく、皮膚の炎症が残っているということかもしれません。

痛みが背中から脇の下に限局してきていることも、良くなる過程で見られることです。通常、良くなってくると、段々と痛みの場所が限定されてきます。

NTT東日本関東病院ペインクリニック科のホームページに、神経ブロック治療について、下記のような記述があります。
▼帯状疱疹(ヘルペス)の治療 | ペインクリニック科 | 受診案内 | 関東病院 | NTT東日本

神経は動脈や静脈などと一緒に管のようなものの中に入っており、交感神経が興奮すると血管が収縮して、その情報が脳に伝わり痛みの物質がでて痛みを感じます。交感神経を遮断することで、血管をひろげて痛みの物質を、血液で流すことで痛みを和らげるとともに、炎症をおさえ、神経の修復を図るというものです。

僕の場合も、これまでの神経ブロック治療により、患部の血流が良くなり、皮膚の炎症が治り始め、そのためにかさぶたができたり、かゆみが出たりしているのかもしれない、ということのようです。そうであれば、今後徐々に皮膚が回復し、またあわよくば傷んだ神経も修復され、痛みも減っていくかもしれません。
またK先生は今回、カプサイシンの軟膏をくださいました。帯状疱疹による皮膚の痒みに効くとのこと。ただしカプサイシンはトウガラシの成分で刺激が強いので、患部の端の方で少しずつ試しながら使ってください、とのこと。また、かゆみだけではなく痛みにも効くかもしれないので、脇の下の痛みにも使ってみることにしました。
以上のように、症状が改善傾向にあり、しばらく様子を見るために、次回の診察は一ヶ月半後となりました。
それまでの間、このままの調子で痛みが治まっていってくれることを期待しています。