2014年07月08日

初めての外泊、娘から父の日のメッセージ/子供は分かっている:白血病・悪性リンパ腫闘病記(31)

前回の闘病記からの続きです。

◼︎2013年6月15日(土)。入院34日目。抗がん剤治療開始から26日目。

入院後、初めての外泊で前日の夕方に帰宅し、一晩明けた土曜日。
布団から起き出したのは11時近く。

病院に入院していると、朝は7時前から検温やら体重測定やら何やらで看護師さんに起こされます。しかも、僕がいた病棟は重篤な患者さんもいたため、夜中も他の病室やナースステーションからのいろいろな電子音がうるさく、眠りは浅くなりがちです。こんなにゆっくり、ぐっすり眠れたのは本当に久しぶりでした。

この日は一日、久しぶりの我が家で、家内と娘と3人でのんびり過ごしました。

食欲は戻っていたため、カツサンドを食べたり、

カツサンド

前日にオーシャンブリッジのオフィスでもらってきた、イベントのお土産のどら焼きを食べたり、娘と遊んだりして過ごしました。

どら焼き。Zyncroのイベントのお土産。

夕飯は、僕のリクエストで、家内にラザニアを作ってもらいました。

夕飯

◼︎2013年6月16日(日)。入院35日目。抗がん剤治療開始から27日目。

あっという間に二泊三日の外泊も最終日です。夕方には虎の門病院に戻らねばなりません。

朝起きると、寝室の窓の外から鳥の鳴き声が聞こえ、庭越しに近所の人の話し声が聞こえました。リビングに入ると、窓から太陽の光があふれていました。

「やっぱり、自分の家がいいなあ」と心から思いました。

この日は、自分では全く認識していなかったのですが、父の日でした。夕方、家を出て病院に向かう前に、娘がプレゼントを持ってきてくれました。

2013/6/16の父の日に娘からもらったメッセージ。「パパ、病院がんばってね!」と言って。

家内と2人で書いてくれたこのメッセージを僕のところにトコトコと持ってきて、

「パパ、病院がんばってね!」

と言って渡してくれました。家内からそう言うように言われたわけでもないのに、当時3歳の娘にそう応援され、びっくりするとともに、「子供は親が思う以上にいろいろ分かっているんだなあ」と感心し、感激してしまいました。

それからタクシーに乗って、虎の門病院に向かいました。家内と娘も一緒に来てくれました。もう病院食を食べるのが辛くなっていたため、運転手さんに途中でコンビニに寄ってもらい、夕飯用にスパゲティを買いました。

病院に着いてから、娘にもらったメッセージを、病室の枕元に飾りました。

家族と離れ、また病院に来るのは非常に寂しかったのですが、家では久しぶりに娘と遊ぶことができ、また家内の手料理をお腹いっぱい食べることができ、翌日から再開する抗がん剤治療に向けてパワーを充電できました。

明日からまたがんばろう、と意を新たにしました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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