2015年12月22日

脳のMRI結果に久しぶりにドキドキした診察

今日はグリオーマ(脳腫瘍)の定期検査・診察で東京女子医科大学病院に行ってきました。

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(本日のMRI検査画像。左下の黒い穴が腫瘍を摘出した跡)

前回の検査・診察(下記記事)からは2ヶ月ぶりです。

▼ブログ読者さんの「心細く不安な夜、高山さんのブログを読み何度も何度も励まされました」という言葉に励まされる|オーシャンブリッジ高山のブログ

これまで女子医大での定期検査は3ヶ月おきでした。それが今回、2ヶ月後となったのには理由があります。

実は前回のMRI検査の後、放射線腫瘍科の前林先生の診察で(先生は僕の幼なじみのお兄さんのため口調が砕けています笑)、

ここの淡い影のようなところの大きさと形が、少し前回と異なってるね。

という指摘を受けていました。グリオーマのMRI検査では、過去の画像と現在の画像を見比べて変化があった場合に再発等を疑います。そうした変化を前林先生は見つけました。同時に、

抗がん剤の影響でこのような変化が見られる場合もあるので、必ずしも再発というわけではないんだけれどね。

でも心配であれば、次回の診察を3ヶ月後ではなく2ヶ月後にしましょう。そうすれば年内に白黒はっきりつけて、すっきりして新年が迎えられるからね。

ということで、今回は2ヶ月後の診察となりました。

ただ年末で混んでいるのか、MRIは診察と同日に予約が取れず、MRIは前日の昨日受けてきました。今日はその結果を受けて、脳神経外科と放射線腫瘍科の診察です。

まずは脳神経外科の村垣先生の診察。やはり待合ロビーはいつものように混んでいて、1時間半ほど待ちました。

診察室に呼ばれ、ひとしきり近況報告をした後、先生から、

MRIも問題ないですね!以前の画像とも大きな変化はありませんし!

と明るく言っていただきました。久しぶりに、ホッとしました。

4年前に女子医大を退院してからこれまで、MRIで異常が見つかったことはなかったため、MRI検査の結果を心配するようなことも全くありませんでした。

でも、さすがに今回は、前回の前林先生の指摘があったため、「まさか再発では・・・」とちょっとドキドキして診察に臨みました。

でも、結果は全く問題ないとのこと。診察でこんなに安心したのは初めてかもしれません。

さて村垣先生の診察の後は、放射線腫瘍科の前林先生の診察です。

こちらでもまずは僕からの近況報告。その後、前林先生はMRI画像を見ながら、

MRIも大丈夫だね!

と言ってくださいました。

「前回の指摘があったので、今回はさすがにドキドキしました・・・」と言ったら、前林先生は、

だって前回も、抗がん剤の影響かもしれないね、って言ったでしょう。
恐らく、悪性リンパ腫の治療で使った抗がん剤のドキソルビシン(アドリアシン)の影響でしょう。

とのこと。あの大量の抗がん剤投与の影響がこうした形で残っているとは、改めて抗がん剤の強さを感じます。

そして前林先生は、

でもこれで安心して年を越せるね。

とも言ってくださいました。

今回のように、MRIの結果も、脳神経外科と放射線腫瘍科の両方でチェックしていただけると、安心も2倍になります。特に異常らしきものが見つかった後となると、なおさらです。

ホッとしながら診察室を出ると、そこで待っていた入院患者さんから、

あ、高山さんですか?ブログを書いている高山さん?

と声をかけられました。その患者さんは、看護師さんと、僕も入院中にお世話になったヘルパーのIさんに付き添われています。

「そうです、そうです!」とお答えしたら、付き添いの看護師さんから

高山さんのブログのこと、聞いたことがあります!患者さんの希望になってるんですよね!

とうれしい言葉をいただきました。それを聞いていたIさんは、

そっか、高山さん、有名人なんですね!

とのこと。

ブログ読者さんとの出会いはいつでもうれしいものです。「患者さんの希望になっている」というお言葉は、本当にうれしかったです。ブログを書いていてよかったなあと思う瞬間です。

今日は、診察ではここ2ヶ月ほどの不安が一掃されましたし、その後うれしい出会いもありました。

本当にこれで安心して新年を迎えられそうです。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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