別の貧血

先週の水曜日、白血病・悪性リンパ腫の定期診察で虎の門病院に行ってきました。前回の診察から4週間ぶりです。
スタバにて


結論から書きますと、今回もいつものように大きな問題はなく、抗がん剤も今の量で続けることとなりました。
血液検査と診察の結果です。

肝臓の数値は、前回同様、GPTのみ基準値より高めで、前回の47からも上昇して55。ただGOT(28)、LD(180)は基準値内。

血球数は、白血球が3.3から下がって2.2で基準値外。これは少し気になるところだが、日常生活の上では支障はない。血小板も142で、少し下がったが基準値内。

白血球が2.2のレベルまで下がったのは久しぶりのことでした。生活上は大きな問題がないとは言え、少し気になります。
GY先生が「抗がん剤の量は変えてないんですがね・・・」と言うので「この暑さのせいとかもあるんですかね?」と聞くと、「まあそういうこともあるかもしれませんね」とのこと。
ということで、維持療法の抗がん剤の量は引き続き標準量の50%を続けることにしました。
ただ、今回も前回同様、診察が終わってから血液検査の結果を見直していて気づいたのですが、赤血球とヘモグロビンが減っていました。
赤血球は3.44。前回は3.89で、それまでもそのレベルを維持していたんですが、今回は減りました(基準値は4.00〜5.66)。
ヘモグロビンは11.5。前回は12.9でしたが、こちらも少し減りました(基準値は13.0〜17.0)。さらにヘマトクリットも減って34.0です(基準値は38.2〜50.8)。
ただ、前回改善していたMCVとMCHの値は今回も基準値内を維持しています。それぞれ98.8、33.4と、特に悪化はしていません。
改めて考えてみると、最近、貧血が原因と思われる立ちくらみなどの症状がまた出るようになっています。前述の血液検査の数値の変動を見ると、以前の大球性貧血から貧血の種類は変わってきているものと思われますが、また別の種類の貧血になっているものと思われます。
でもこの夏を越して、秋になり、11月になれば、この維持療法の抗がん剤も終わりにする予定です。そうすれば貧血も含めて抗がん剤の副作用と思われる症状も軽くなるはずです。
次回の診察はまた4週間後。一歩ずつ進んでいきたいと思います。

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