2016年06月09日

維持療法終了後の検査と診察と薬の話

昨日、白血病・悪性リンパ腫の定期診察で虎の門病院に行ってきました。前回の診察から4週間ぶりです。

JTビル前のオブジェ

今回も、診察前の採血はすごい待ち時間でした。これまでの最長は、前回の45分。今回表示されていた待ち時間は、それに次ぐ40分。前回はゴールデンウィーク明けのために混んでいたようですが、今回はなぜこんなに混んでいたんでしょうか・・・。

その長い待ち時間を、患者さんで混み合った待ち合いロビーのベンチで待つのは心身ともに負担になるので、早々に病院を出て、隣のビルのタリーズへ。

タリーズにて

自分の順番が来る頃を見計らって採血室に戻ると、数分して番号が呼ばれました。

採血を終えてからGY先生の診察室前へ。診察券を受付窓口に入れてから、再度病院を後に。採血結果が出るまでの一時間を、今度はいつものスタバで過ごします。

スタバにて

また時間を見計らって診察室前に戻ると、しばらくして番号が呼ばれました。

以下、いつものように血液検査の結果に基づくGY先生のお話。

肝臓の数値は改善しています。GOTは前回の47から24に下がって基準値内となりました。LDも204から179に下がって基準値内を維持。GPTは47で基準値(8〜42)より少し高いですが、前回の109よりは下がっています。

白血球は2.7から3.3に増加。血小板も147から152に増加。ともに問題ありません。

以上のように、血液検査の結果としてはおよそ問題なしでした。前回の診察では肝臓の数値が上昇していたため少し気になっていたのですが、今回は改善していました。

この結果を受け、抗がん剤の量は引き続き標準量の50%を維持することにしました。ここまで来て、わざわざ抗がん剤を増やして数値を悪化させるリスクを犯す必要はないという判断です。

それから、前回の診察のときの議論の続きで、今後の維持療法の方針について話しました。

僕の方から、前回の診察後に考えた、「維持療法は今年11月に寛解から丸三年経過した段階で終了とする」という方針を先生に伝えました。すると先生はこんな話をしてくれました。

その方針で問題ないと思います。

維持療法の効果をどう見るかは難しいのですが、確かに維持療法をやめた途端に再発するケースも稀にはあります。でも、それが本当に抗がん剤のお陰で再発を止められていたということなのかは分かりません。たまたまタイミングがそうだったというだけなのかもしれません。

また、仮に維持療法ががんの再発を食い止めていて、そのお陰で再発が少し先延ばしになったのだとしても、それがいいのかどうかはなんとも言えません。早く再発が分かって早く治療に入ったほうがいいのかもしれません。

このお話を聞いて、なるほど、と思いました。自分としては、もう白血病・悪性リンパ腫は完全に治っていて、再発することはないと勝手に思い込んでいるのですが、この維持療法と再発の考え方は参考になりました。

そして、維持療法をやめた後のことも少しお聞きしました。維持療法の抗がん剤(ロイケリン、メソトレキセート、プレドニゾロン)をやめたら、しばらく様子を見つつ他の薬も徐々にやめていくことになるようです。

抗がん剤をやめてもしばらくは免疫抑制は続くので、血液検査の結果を見ながら、感染症の予防のために飲んでいるダイフェンと、帯状疱疹の再発の予防のために飲んでいるアシクロビルもいずれやめます。合わせて胃薬のネキシウムもやめます。

そうすると、日常飲む薬は、帯状疱疹後神経痛のために飲んでいるリリカとオキノームだけになります。これは助かります。

また維持療法が終わった後の通院については、3〜4ヶ月おきに検査と診察を受けるという感じで問題ないでしょうとのことでした。

自分としては、通院に関しては検査というよりも薬のことが気になりました。抗がん剤はもう処方してもらう必要はないのですが、帯状疱疹後神経痛を抑えるための医療用麻薬のオキノームは、今後もやめるわけにはいきません。定期的に処方してもらう必要があるので、そのためにも通院する必要があります。

このオキノームは30日分しか処方できないようですので、そこは1日分の必要量をどう見るかで調整していくことになります。通院の頻度は、そこに依存することになりそうです。

ということで、今回の診察も無事に終了しました。次回の診察はまた4週間後です。

診察が終わってから、改めて血液検査の結果を見ていて気づいたのですが、4月以降、MCVとMCHの数値が基準値内に下がっていました。これらが高いと大球性貧血という貧血となります。維持療法を始めてからずっと基準値よりも高かったのですが、ここ2ヶ月は基準値内に治まっていました。

さらに、ヘモグロビンは12.9でほぼ基準値(13.0〜17.0)と同じレベル。赤血球は3.89とまだ基準値(4.00〜5.66)には届きませんが、それでも前回の3.87よりは上昇しています。

ここ最近、以前よりも立ちくらみをする頻度が減ったような気がしていたのですが、それは抗がん剤の副作用による貧血状態が改善されてきたということのようです。それが血液検査の結果に表れていました。

維持療法の終わりが少しずつ見えてきました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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