2017年01月12日

闘病記は治療の疑似体験

日経ビジネス 2013.4.1号「あなたを救う病院」に女子医大の村垣先生と僕が登場

昨日のブログ記事で、女子医大での吉開さんという患者さんとの出会いを書きました。

Oさんの件に限らず、吉開さんは入院中、病院スタッフを含めて周囲の方から、「高山さんって知ってる?」と僕の名前を聞くことが何度もあったとのこと。ブログや本が思った以上に広がっていることを実感しました。

▼女子医大での検査の予想外な結果/うれしい出会いと再会|オーシャンブリッジ高山のブログ

ブログに書いた後、吉開さんとFacebookのメッセージをやりとりしていたのですが、その中でこんな言葉をいただきました。

「高山さんってご存知ですか?」というのは入院中に少なくとも計3回は言われたことがあり、自分も3回ほど患者さんに言ったことがあります(笑)。

私含め皆さんがそう仰るのは、患者さんもご家族も、高山さんのブログまたはご著書で治療の疑似体験が出来、治療の不安が少しでも和らぐからだと思います。

これを読んで、「なるほど!」と思いました。僕の闘病記は、読者である患者さんにとっては、「治療の疑似体験」でもあるんですね。

確かに、これまでブログをきっかけに出会った患者さんから、そのような感想をいただいたことが何度もありました。

三ヶ月前、前回の女子医大での診察の後に声をかけてくださった山本さんは、このように言っていました。

入院してからのできごとは、高山さんのブログに詳しく書いてあったので、「あれも知ってる、これも知ってる」という感じでした。

▼向井理超え/女子医大の先生と記念撮影|オーシャンブリッジ高山のブログ

また四年ほど前に、女子医大の村垣先生と僕のインタビュー記事が日経ビジネスに掲載されましたが(この記事冒頭の写真)、その記事の中にもこうあります。

実際、術後の経過などを克明に公開している高山社長のブログには、脳腫瘍で苦しむ患者からの相談が相次ぐ。『そうした患者さんが高山さんのブログを見て予習してから来院してくれるおかげで、本質的な話に時間を使えるようになる』と主治医の村垣医師は話す。高山社長はブログで自分自身の経験を発信することで、同じ病を患う人へ還元したいと考えている。

▼日経ビジネス「あなたを救う病院」に僕の脳腫瘍体験談が掲載。東京女子医大 村垣教授との写真も。|オーシャンブリッジ高山のブログ

村垣先生は「予習」という言葉を使われましたが、これも「疑似体験」と同じような意味ですね。

がんが見つかり、初めての治療に臨むにあたり、患者さんはみな、少なからず不安を感じるものと思います。入院生活はどんなものか、どんな検査をするのか、手術に臨む心構えはどうすべきか、手術にはどのくらいの時間がかかるのか、術後の痛みはどうか、抗がん剤の副作用は辛いのか、などなど。自分もそうでした。

そうした数々の不安を、僕のブログや著書で多少でも和らげることができているのであれば、うれしく思います。


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高山の著書

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脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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