2017年01月11日

女子医大での検査の予想外な結果/うれしい出会いと再会

昨日は脳腫瘍(グリオーマ)の定期検査・診察で東京女子医科大学病院に行ってきました。前回の診察から3ヶ月ぶりです。

昨日、女子医大にて

今回は検査としては、いつものMRIだけでなく久しぶりに採血もありました。MRIの予約は朝一番の9時だったので、それに合わせて病院に行ったのですが、MRIでは造影剤を注射する関係で、その前に先に採血をする必要があるということで、採血室へ。女子医大での採血は久しぶりだったのですが、相変わらず混んでいて、46分待ち。虎の門病院以上の混み具合です。

採血が終わってからMRIへ。予約時間からは遅れてしまったのですが、うまく他の患者さんの間に入れてくれたのか、すぐに呼ばれました。検査ではいつものように轟音の中で寝てしまいました。

そして村垣先生の診察へ。こちらもそれほど待ち時間もなく自分の順番が来ました。やはり朝早めの時間の予約のほうが、診察までの待ち時間は短そうです。

村垣先生に新年のごあいさつをした後、MRIの検査結果の確認。いつものように全く問題なしでした。

しかし、その後、予想外の問題が。

久しぶりの血液検査の結果を見たところ、白血球の数が非常に減っていました。白血球の値については、いつもは白血病・悪性リンパ腫の定期診察で行っている虎の門病院でチェックしています。昨年9月まで続けた抗がん剤治療の副作用による骨髄抑制で、白血球が減少しているため、その回復状況を見ています。でも、先月の虎の門病院での診察では、回復どころか、その前の2600よりも減少して2500となってしまっていました。

それが、昨日の女子医大での血液検査では、さらに減って1840となっていました。ちょっと予想外に少なかったので驚きました。白血球に占める好中球(分葉核球)の割合を示すSegの値も21.0%と先月からさらに減少していました。先月、33.3%から24.0%に減少していたのですが、こちらもさらに減少です。

昨年8月末、抗がん剤治療を続けていたころに、白血球が1400に減少したことがありました。それをきっかけに維持療法を中断し、そのまま維持療法を終了することにしました。そのときは、抗がん剤治療を中断することで、2週間後には1400から2100に回復しました。でもそのとき以降、抗がん剤は服用していません。そのため今回の大幅減少の理由には心当たりはありませんし、抗がん剤を中断することで回復を期待、というわけにもいきません。

いずれにせよ、すぐに何か対処が必要になるようなレベルではないため、改めて次回の虎の門病院での診察で相談することになります。ただ、次回の予約は来月です。白血球が少ないということは免疫力が低く、感染のリスクが高いため、もし次回の診察までに熱を出すようなことがあったら、予約外で虎の門病院を受診することにします。

村垣先生の診察の後、丸山先生の診察室にもごあいさつに伺いました。

その後、会計を終えて、ベンチに座って荷物を整理していると、Yさんという患者さん夫妻から「高山さんですよね?」と声をかけていただきました。以前からブログを読んでくださっているというYさんは、「前にも見かけたんですが、声をかけられなくて。メールではなく、一度直接あいさつしたかったんです」とのこと。ブログが役に立ったとのことで、うれしい出会いでした。

Yさんと話し終わると、その場でまた別の患者さんから声をかけられました。現在入院中の吉開さんと中村さんです。お二人が入院されている新しい病棟に場所を移して、しばらく三人でお話ししました。

お二人からは、僕のブログを読んで希望を持てたという話や、家族に病気や治療の説明をする際に、僕のブログを見てもらうと、文章が分かりやすいので理解してもらえるという話など、うれしいお話もいろいろ聞けました。ブログや本を書いてきて本当によかったと実感しました。

吉開さんはちょうどこの前日に、自宅での外泊から戻ってくる際に、僕の著書「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を病院に持ってきたところでした。そしてこの日の朝、この本を看護師のOさんに見せたところ、「高山さんなら知ってるわよ!」と言われたばかりとのことでした。実はこのOさんは、僕が入院中に看護主任さんとしてお世話になった方です。その後、病棟を移られたため、僕はもう何年もお会いしていませんでした。

それが今回、吉開さんと中村さんのお陰で、お二人の入院病棟にいるOさんに久しぶりにお会いすることができました。いろいろな偶然、不思議なタイミングが重なった上でのうれしい再会でした。

Oさんは元気な僕を見て本当に喜んでくださいました。小学生になった娘の写真を見せたら、「大きくなったわねー!」と、一歳のころの姿を思い出しつつ喜んでくれました。

Oさんの件に限らず、吉開さんは入院中、病院スタッフを含めて周囲の方から、「高山さんって知ってる?」と僕の名前を聞くことが何度もあったとのこと。ブログや本が思った以上に広がっていることを実感しました。

その後、Oさんも交え、4人で記念撮影をして病棟を後にしました。

そして僕が入院していた病棟のナースステーションへごあいさつに行きました。看護師のNさんがいたため、しばらく近況報告。そして病棟の患者さん共有の本棚に、著書を一冊寄贈させていただきました。別のフロアでは、入院中に主担当看護師として大変お世話になったKさんとも会うことができました。

最後に、女子医大病院の患者向けの図書室、「からだ情報館」にも寄ってきました。前回の診察の際に、著書を一冊寄贈させていただいています。担当の方にお聞きしたら、「高山さんの本ありますか?と言って来る患者さんもいるんですよ」とのこと。うれしいことです。

ということで、MRI、採血、診察、患者さんとの出会い、そして看護師さんとの再会など、盛りだくさんの通院日でした。毎回、通院のたびに、こうした出会いや再会があって、本当にうれしく思います。ブログを書いてきてよかった、本を書いてよかった、と改めて心から実感しました。

僕の経験が、いま闘病中の患者さん、そしてこれから闘病する患者さんにとって、病気を乗り越えて幸せな生活を取り戻すためのお役に立つのであれば、こんなにうれしいことはありません。


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高山の著書

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脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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