2017年03月14日

ブログを通じて入院患者同士がつながって励まし合う、しかも同じ病院で同じ時期に

昨日は病棟でうれしい出会いが二つありました。

今朝の霞む東京タワー

お一人は、先日メッセージをこのブログでもご紹介したYukiさん。僕と同じ急性骨髄性白血病ですでに臍帯血移植を二回も乗り越えられているYukiさんからのこのメッセージは、移植治療に大きな不安と心配を抱えている僕にとっては本当に勇気付けられるものでした。

移植治療は思っていたより楽かもしれませんし、終わってしまえば身体の苦しさはすぐ忘れるものです。

▼闘病記を読む患者の気持ち|オーシャンブリッジ高山のブログ

これを読んで、「確かにそうかもしれない。今は漠然とした大きな不安が塊のようにあるけれども、実際に治療に入って、一つ一つの苦痛に対処していけば、なんとか乗り越えられるかもしれない。」と初めて思えました。2回も経験されている患者さんからの言葉には本当に重みがあります。(それで不安の塊を分解してみようと思ったのが先日の「自分がさい帯血移植の何に怯えているのかをスライドで整理してみた」の記事です。


そのYukiさんご本人が、先週、虎の門病院の同じ病棟に入院されて来ました。ご自身も入院前の大変なときにわざわざコメントをくださっていたのです。以来Facebookで連絡を取り合っていたこともあり、昨日、外泊から戻って来た僕の病室に遊びに来てくださいました。

これから三回目の臍帯血移植に臨むYukiさんは、当初想像していたより落ち着いた雰囲気の女性でした。お若いのに、達観されているというか。僕なんか初めての移植であたふたしているのに・・・。でもTシャツはポップな寿司のプリント柄でした(笑)。でもポップなファッションの内から、

移植は辛い時は辛いけど、辛さはそのうち過ぎ去っていきます。忘れていくものです。

など、経験者にしか言えない貴重で生々しいお話をいろいろ聞きました。

前にも書きましたが、このYukiさんは、以前このブログにいただいたコメントで、「たまにこちらのブログを拝見して、勇気をもらっています。」と書かれていました。僕のブログの読者さんでした。今度は僕がYukiさんの言葉に勇気をもらっています。

Yukiさんは、僕の著書「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を持って来てくださって「サインしてください!」とおっしゃるので、移植の先輩に対して僭越ながら、サインさせていただきました。

Yukiさんとお話ししている最中に、メールが届きました。Kさんという男性の患者さんです。やはり同じ急性骨髄性白血病の再発で、臍帯血移植のために先週虎の門病院に入院されたとのこと。しかも担当医が僕と同じ湯浅先生です。僕が入院したというブログ記事を見てメールをくださいました。

Kさんのメールにはこう書かれていました。

闘病ブログは数多くあるものの、高山さんのブログはロジカルに語られていて説得力があり、 私が納得した上で虎の門病院を選択し転院することができた理由の一つでもあります。そのため高山さんにはとても感謝しています。

ブログが実際にお役に立てたようでうれしく思います。そしてその同じ虎の門病院で同じ先生による移植治療を同じ時期に受けるというのは、本当に不思議な巡り合わせです。

Kさんとは、ともにがんばりましょうと握手しました。

ブログがつないだYukiさんとKさんと僕の三人が、同じ時期に同じ病院で同じ病気で同じ臍帯血移植に臨みます。僕はこれまでの入院ではあまり周りの患者さんと仲良くなったりする方ではなかったのですが(もちろんあいさつや世間話程度はしますが)、今回はすでにお二人に仲間になっていただいたような感じで、本当に心強く思っています。

ブログがつないだ本当に不思議なご縁に感謝しつつ、みんなで励ましあって、この苦しい治療を一緒に乗り越えていきたいと思います。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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