初めてのリハビリと、移植治療における重要性

今日は初めてのリハビリがあり、リハビリ室に行ってきました。担当の理学療法士さんはSさん。真面目そうな話やすそうな男性でした。
ベッドの上でブログ執筆


今日は一回目ということで、主に、体の各部分の筋力の強さや、関節の柔らかさの確認、歩行や階段昇降の確認などで終わりました。
なぜ造血幹細胞移植治療で、治療前からリハビリをするのか?
今日いただいた資料から抜粋します。

■運動療法の必要性

●移植後、下肢進展筋力が27.6%、握力が21.2%低下するなど、全身の筋力や持久力、心肺機能が低下する。
●退院後40%が身体機能の回復に1年を要す。

造血幹細胞移植後は、原疾患に起因する身体活動量の低下、全治療としての化学療法による有害事象(倦怠感、消化器症状、不眠)、移植片対宿主病(GVHD)による活動制限、クリーンルーム内での長期間の安静・隔離などにより、全身の筋力および持久力、心肺機能の低下が生じる危険性が高い。

これらは、退院後の日常生活復帰を遅らせる。移植患者の40%が身体機能の回復に1年を要し、30%が身体機能低下により移植後2年間職場復帰出来なかったとの報告がある。

移植前後で、握力は平均21.2%低下し、下肢進展筋力は平均27.6%低下する。

■筋力・呼吸循環機能の低下

●筋力は1日 1.5〜3%、一週間 10〜15%の低下を招く。

●3週間の臥床は、同じヒトが30年歳を取るよりも大きい。

よく、「一週間も入院していたら、すっかり足腰が弱っちゃって!」みたいなことを聞きますが、まさにそれを表す数値データです。
僕も3年前の7ヶ月の入院での抗がん剤治療で消耗し、自分の脚力だけでは床から立ち上がれず、階段も四つん這いで上るような状態になりました。そのときのことがあるので、さらに苦しい移植治療でどれだけ筋力が衰えるかはなんとなく想像がつきます。
さらに今回、先生からも、移植経験者のみなさんからも、「食事とリハビリはがんばって!」と言われていたのですが、今日の資料でその背景が改めてよく分かりました。
今回は前回の入院時と異なり、移植治療ということで、このように理学療法士さんについていただいてのリハビリがあります。それにしっかり取り組むと同時に、自分でもスクワットや廊下の歩行などをがんばりたいと思います。