2017年03月14日

初めてのリハビリと、移植治療における重要性

今日は初めてのリハビリがあり、リハビリ室に行ってきました。担当の理学療法士さんはSさん。真面目そうな話やすそうな男性でした。

ベッドの上でブログ執筆

今日は一回目ということで、主に、体の各部分の筋力の強さや、関節の柔らかさの確認、歩行や階段昇降の確認などで終わりました。

なぜ造血幹細胞移植治療で、治療前からリハビリをするのか?

今日いただいた資料から抜粋します。

■運動療法の必要性

●移植後、下肢進展筋力が27.6%、握力が21.2%低下するなど、全身の筋力や持久力、心肺機能が低下する。
●退院後40%が身体機能の回復に1年を要す。
造血幹細胞移植後は、原疾患に起因する身体活動量の低下、全治療としての化学療法による有害事象(倦怠感、消化器症状、不眠)、移植片対宿主病(GVHD)による活動制限、クリーンルーム内での長期間の安静・隔離などにより、全身の筋力および持久力、心肺機能の低下が生じる危険性が高い。

これらは、退院後の日常生活復帰を遅らせる。移植患者の40%が身体機能の回復に1年を要し、30%が身体機能低下により移植後2年間職場復帰出来なかったとの報告がある。

移植前後で、握力は平均21.2%低下し、下肢進展筋力は平均27.6%低下する。
■筋力・呼吸循環機能の低下

●筋力は1日 1.5〜3%、一週間 10〜15%の低下を招く。

●3週間の臥床は、同じヒトが30年歳を取るよりも大きい。

よく、「一週間も入院していたら、すっかり足腰が弱っちゃって!」みたいなことを聞きますが、まさにそれを表す数値データです。

僕も3年前の7ヶ月の入院での抗がん剤治療で消耗し、自分の脚力だけでは床から立ち上がれず、階段も四つん這いで上るような状態になりました。そのときのことがあるので、さらに苦しい移植治療でどれだけ筋力が衰えるかはなんとなく想像がつきます。

さらに今回、先生からも、移植経験者のみなさんからも、「食事とリハビリはがんばって!」と言われていたのですが、今日の資料でその背景が改めてよく分かりました。

今回は前回の入院時と異なり、移植治療ということで、このように理学療法士さんについていただいてのリハビリがあります。それにしっかり取り組むと同時に、自分でもスクワットや廊下の歩行などをがんばりたいと思います。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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