株式会社オーシャンブリッジ ファウンダー
高山 知朗 (たかやま のりあき)
2017年07月12日
先週の7月7日金曜日に退院予定だったのが、予想外の感染症による40度を超える高熱で、延期になっていました。
▼40度超の急な高熱で退院が延期に|オーシャンブリッジ高山のブログ
▼退院延期に対する娘の驚くべき反応|オーシャンブリッジ高山のブログ
その後、高熱の原因を特定するために、多数の血液検査(血液培養検査含む)を実施しました。そしてその結果が出る前に平行して、湯淺先生の方で、直近の内服薬の変更履歴等から原因の当たりをつけて、新しい抗ウイルス剤の点滴を、発熱の翌日、6日木曜日から開始してもらいました。
「この点滴で、熱は週末には落ち着くのではないでしょうか」と先生。
するとその予言通り、8日土曜日には熱は平熱の36.7度に。結局その後出た血液検査の結果で検出されたウイルスが、先生が当たりをつけたウイルスそのものだったため、先生が選択した抗ウイルス剤がドンピシャで効いたわけです。
これを受けて、「11日火曜日には点滴のラインを抜いて点滴をやめ、しばらく様子を見てから、7月14日金曜日に退院しましょう」ということになりました。ちょうど一週間、退院が遅れたことになりますね。
ちなみにさい帯血移植を受けたのが4月14日ですので、ちょうど移植から3ヶ月での退院となります。
一般的には移植から2〜3ヶ月で退院と言われているので、平均的な入院期間と言えるかもしれません。
でも僕の場合、白血病細胞の病理検査の結果、いくつか予後不良因子が見つかっており、その関係もあり、退院は8月が目標、と治療開始前に先生から言われていました。そのため、自分の予想よりはかなり早い退院となります。治療が予想以上に順調に進んだということですね。
とにかく、今度こそは、何事もなく退院したいと思います。
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【投稿者】nori 【コメント】コメント (0)
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ(幻冬舎 税込1,188円)
脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。
高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。
2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。
2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。
メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)
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