ちょっとした幸せの見つけ方

先日、脳腫瘍手術から8年経過して初めて女子医大に診察に行ったときのことを、このブログに書きました。
▼脳腫瘍患者の笑えない冗談と、ものごとは起こるべくして起こるという話|オーシャンブリッジ高山のブログ
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(娘が組み立てた観覧車。幸せを感じます)

女子医大での偶然とは思えないできごと

この日、執刀医の丸山先生から

「高山さんが撒いた種が、どんどん芽を吹いて広がっていますよ」

と言っていただいたことを書きました。
また、その後出会った患者仲間のNさんが、僕のブログや本の影響で、女子医大で脳腫瘍の治療を受けることになったこと、さらには、自分の経験を他の患者さんにも役立てて欲しいとブログを始めたことも書きました。
そして、他にもこの日に起こったいろいろなことに、偶然ではない何かを感じたと書きました。
実はこの日の朝、もう一つ、偶然とは思えないできごとが起きていました。

女子医大に行く途中の偶然とは思えないできごと

この日の朝、女子医大に向かう電車に乗っているときに、あるメールが届きました。
それは、僕のブログを読んでくださっている脳腫瘍患者さんからのメールでした。4年前に女子医大で脳腫瘍の覚醒下手術を受けたこの方は、当時、僕のブログをよく読んでくださっていたとのこと。僕のブログを読むことで不安が軽減され、心強く思ったと書いてありました。
そして、「いつかお礼をしなければと思っていました」ということで、この日、僕にメールを送ってくださったのです。
さらに、「自分が高山さんのブログを読んでとても助けられたので、自分の経験を同じような苦労をしている誰かに還元しよう」と考えて、ブログを始めたとのことです。それがこちらのブログです。
▼のんびりいきる
僕もアクセスしたことがあるブログでしたので、メールをいただいたときは、「ああ、あのブログの!」と驚きました。
実際、こちらのブログを読んだ覚醒下手術の患者さんからメールが届いたことも、そのメールには書いてありました。
これもまさに、丸山先生が言っていた「高山さんが撒いた種が、どんどん芽を吹いて広がっていますよ」の一つの例と言えそうです。
このようなメールが、あの女子医大の診察日の朝に届いたということも、本当に偶然とは思えません。さらに、この方の手術日は、7月6日。僕とわずか2日違いというのも不思議な偶然です。

起こるべくして起こっている

やはり改めて、いろいろなものごとは、起こるべきタイミングで、起こるべくして起こっていると思えてなりません。偶然ではなく必然です。
そう考えなければ説明のつかないことが、この日のさまざまなできごとを含め、僕の人生ではたくさん起きています。
著書「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」でも、脳腫瘍悪性リンパ腫の治療にまつわる偶然とは思えない出来事を、第4章「がんになることの意味」で書いています。
そしてそれが、「治るという前提でがんになった」という本のタイトルにつながっています。

人生のシナリオと日々のちょっとした幸せ

人生にはいろいろなことが起きます。そうしたできごとの偶然性への違和感を見過ごさず、その必然性に気がつくことが、そのできごとの意味を感じ取ることにつながります。
そしてそうしたできごとの意味をひとつひとつつないでいくと、何となく、自分の人生のシナリオのようなものが見えてくるように思います。
自分が、今のような自分なのはどうしてか。
自分はこれから、どのような人生を歩んでいくのか。
そうした人生のシナリオを感じながら、そのシナリオがハッピーエンド、つまり「人生の目標」に向かって進んでいくように、少しずつ、ときにはドラスティックに、方向修正を加えていくというのが、日々を生きていくということなのかなと思います。
人生をそのように考えると、毎日のちょっとしたことにも意味を感じるようになります。
すると、そうした毎日のちょっとしたことに、幸せも見つけられるようになると思うのです。
それが、本当の幸せなのではないか。
そんなことを思いながら、日々を過ごしています。