公開講座「患者学」で講演します(慶應義塾大学 加藤眞三教授主催)/情報発信の意義

12月22日(木)に慶應義塾大学にて開催される「公開講座『患者学』」にて講演させていただくことになりました。
▼公開講座「患者学」 12月例会のお知らせ ブログ加藤眞三 新しい時代の医療のための患者学/ウェブリブログ
http://katos.at.webry.info/201611/article_4.html

テーマ  「偶然と必然; 病の物語」

場所; 慶應義塾大学信濃町キャンパス
日時; 2016年12月22日木曜日 18時から21時

講演者;  高山知朗氏  株式会社オーシャンブリッジ代表取締役会長、 講演タイトルと同名の本(幻冬舎)の著者)
講演タイトル;「治るという前提でがんになった; 情報戦でがんに克つ 」

この講座は、慶應義塾大学 看護医療学部教授の加藤眞三先生が主催されているものです。講座のFacebookページからその目標を抜粋します。

真の意味で患者を中心とする医療を実現するためには、患者と医療者が対立の関係ではなく、協働作業をするという関係性を構築することが必要となる。本講座では、患者やその家族、そして市民を迎えて、医療者やその学生が対話をする場をもち、患者の視点での医療の構築について考える場とする。

講演のきっかけは、先生が東洋経済オンラインで連載されている下記の記事でした。
▼小林麻央さんの「後悔」から一体何が学べるか | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
この記事を読んだ友人の山口さんが、「高山 知朗さんの著書『治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ』はまさにこういうことが書いてある本ではないのかな、と思いました。」とFacebookで教えてくれました。
先生の記事と僕の本の内容の類似点は、以前下記の記事で書いた通りです。
▼「小林麻央さんの「後悔」から一体何が学べるか」と「治るという前提でがんになった」との共通点/加藤眞三教授の患者学|オーシャンブリッジ高山のブログ
先生の記事を読んで非常に共感したため、すぐに加藤先生にメールでご連絡し、著書も送らせていただきました。先生はすぐに本を読んでくれて、早速、今回の「公開講座『患者学』」での講演の機会をくださったという次第です。
そのあたりの経緯は、上記の僕のブログ記事とともに、加藤先生のブログ記事でも紹介されています。
▼公開講座「患者学」 12月例会のお知らせ ブログ加藤眞三 新しい時代の医療のための患者学/ウェブリブログ

東洋経済オンラインの11月7日の記事をみて、高山氏が私に連絡をしてきてくれました。わたしの書いている患者学と患者としての体験がそっくりであると。

このメールをいただいた後、ご著書を送っていただいたので、早速読ませていただきました。そして、脳腫瘍、悪性リンパ腫という難病に出会われながら、こんなにも上手に患者としてたちふるまわれていることに驚かされました。まさに、わたしのいう「患者学」のマスターです。

そこで、早速12月の例会で話題提供していただくことをおねがいしたところ、快諾していただきました。

この記事で先生はこのようにもおっしゃっています。

発信すると、それが報われる。その様な繰り返しの中でわたしは動いてきた気がします。

この点にも非常に共感しています。
僕は以前からブログにて、そして最近では著書にて、自分のがん闘病経験を発信しています。そうした情報発信を通じて、患者さんやそのご家族をはじめ、医師や医療関係者の方々、メディアの方々など、いろいろな出会いがあり、自分の世界が広がっています。
今回の加藤先生との出会い、そして公開講座「患者学」での講演も、まさに情報発信がなければあり得ませんでした。
公開講座ということで、どなたでも参加できるようです。ご興味のある方はぜひ会場でお会いしましょう。
▼公開講座「患者学」 12月例会のお知らせ ブログ加藤眞三 新しい時代の医療のための患者学/ウェブリブログ

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治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ

(幻冬舎/税込1,188円/全国の書店にて発売中)

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