2011年12月03日

5ヶ月ぶりにアルコールを解禁(近況報告)

昨日12月2日に、アルコールを解禁しました。

最後にアルコールを口にしたのは、入院前日の6月26日でした。入院前の最後の食事ということで、奥さんがすき焼きを作ってくれて、プレミアムモルツと角ハイボールをいただきました。

ですから丸5ヶ月ぶりのアルコールです。

ちなみにうちの奥さんも、2009年の夏に妊娠が分かってからずっとお酒を飲んでいませんでした。今年の春に娘が卒乳してお酒が飲めるようになったのですが、その直後に僕の脳腫瘍が見つかったため、自分のお酒の解禁を延期し、僕が飲めるようになったら一緒に解禁しようと待ってくれていました。

二人揃ってのアルコール解禁、しかも僕は5ヶ月ぶり、うちの奥さんに至っては2年半ぶり。やはり自宅で缶ビールではなく外で生ビールを飲みたいということになり、いつもお世話になっているNamak Cafe(ナマックカフェ)に家族三人で行ってきました。
ついにこの日が(涙)

久しぶりの生ビールの感想は・・・

「ビールって、こんな味だったっけ?オールフリーとぜんぜん違う!」

というものでした(笑)。退院してから毎日飲んでいるオールフリー(サントリーのノンアルコールビール)が結構おいしくて、すっかりその味に慣れ親しんでいたのですが、やはりビールとは別物だということを改めて認識しました。当たり前ですが(笑)。

Namak Cafeの生ビールがエビスだったということもあり、苦味や甘みなど、味の複雑さや深みが全然違いますね。あとこれも当たり前ですが、アルコール感がありますね。ずっとお酒を飲んでいるとアルコール感に鈍感になりますが、久しぶりのビールからは、子供の頃、親が飲んでいるビールを舐めさせてもらった時に感じたようなアルコール感を感じました。

今回アルコールを解禁するにあたり、周囲からは「長く飲んでないと、お酒弱くなってるから気をつけてね」「少し飲んだだけで酔っ払うよ」「悪酔いするよ」と注意されていたんですが、そうでもなかったように思います。

Namak Cafeで生ビールを2杯飲み(あとおつまみにカバーブや湯豆腐、食事にラムシャンクカレーもいただきました)、家に帰ってシャワーを浴びてから、角ハイボール缶を一本飲んだんですが、あまり酔っ払うという感じはしませんでした。でも自覚がないままに身体は酔っ払っているという危ないパターンかも知れませんが(笑)。

いずれにせよアルコールについては身体と相談しつつ飲んで行こうと思います。普段の家での夕食の時には、これまで通りオールフリーでいこうと思っていますし。

アルコール解禁のタイミングについても書いておきます。退院前の先生(放射線科KM先生。幼なじみのT君のお兄さん)からの説明はこういうものでした。

退院したら、お酒を飲んでもいいけど、最初は乾杯程度にしておいてね。ある程度お酒を飲んでもいいのは、放射線治療が終わって3ヶ月経ってから。でも飲み過ぎないように。

脳の手術をすると、しばらくはてんかん発作(けいれん発作)を起こすリスクがある。深酒や睡眠不足、疲労はそのリスクを更に高めるので、くれぐれも気をつけてね。

このように先生から聞いていたので、僕は放射線治療が終わった9月2日の3ヶ月後である12月2日をアルコール解禁日に設定しました。乾杯程度飲んでもつまらないので、どうせならちゃんと飲めるようになってから解禁しよう、と。

でも、けいれん発作が怖いので、昔のように記憶を失い二日酔いになるまで深酒をするようなことは、もうやめます。

僕自身はこれまでまだ一回しかけいれん発作を起こしていないのですが(今年6月のチューリッヒ空港での全身けいれん)、あの時は前日に激しく深酒をした上に、2時間しか寝ておらず、まさに発作を起こす条件が整ってしまっていました・・・。でもあの時のような怖い思いはもうしたくありませんので、本当に飲み過ぎには気をつけます。

でもまあ、脳腫瘍とかてんかん発作とかには関係なく、深酒はしないほうがいいわけですが(笑)。

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【投稿者】nori 【コメント】コメント (5)

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投稿者 こうちゃん361 : 2011年12月12日 11:54

私の場合はお酒は抗がん剤治療が終了して一年くらいたってからでしたね。先生は半年ほどで「少しくらいなら」と言ってくれましたが、怖がりな私は一年をある意味の自分の回復を確認できる期限としていました(半年後はまだ帽子をかぶっていたりして、外から見ても病人でしたしね)。

今でも昔のようにあびるような飲み方はできません。どこかで自主規制しています。でも、それはそれで良かったかと思います。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2011年12月12日 12:39

こうちゃん361さん、

おお、抗がん剤治療が終了して一年ということは、僕の場合はまだ二年以上先の話ですね・・・(汗)。でもお酒に関しては、先生によっても考え方がちょっと違いますしね。

僕も解禁はしたものの、まだこわごわ飲んでいるという感じですね。飲みたいという気もまだあまりしません。もう少し飲めるようになっても、僕も自主規制が働きそうです。
でも病気のお陰でようやく昔のような飲み過ぎをしなくなったのだと前向きに捉えようと思います(笑)

投稿者 こうちゃん361 : 2011年12月14日 17:13

私の悪性リンパ腫の場合、抗がん剤は3週間隔で8クールでした。ですから半年程度で終わりました。もちろん髪が元通りに生えそろったのは、終了してから半年以上経ってからでして、ちょうどその頃に先生がお酒の話をされました。

今は3カ月おきの定期検診ですが、最初は2週間おきで、検診の数日前からはびくびくしておりました。今は「人生は長さじゃない、太さだ」と思っていますので、何を言われても受け入れる覚悟はできています。なんてね!

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2011年12月14日 18:17

なるほど、3週間隔なんですね。僕は2ヶ月間隔で8クールなので、終わるのもまだまだ先です。僕の場合は脱毛は抗がん剤ではなくて放射線治療の影響でして、9月頭に放射線治療が終わっているので徐々に生えてきています。が、元通りになるにはまだまだ時間がかかりそうですねー。

「人生は長さじゃない、太さだ」、いいですね!

投稿者 こうちゃん361 : 2011年12月14日 23:06

高山さんはこんなことを気に病むことはなさそうなので、ちょっと書いておきます。仕事上でお世話になった方は、3年少し前に胃がんで手術をされました。化学療法もせずにすみ、退院されてからも趣味のジョギングを続けておられました。夏頃に喉に再発されて抗がん剤と放射線治療を続けておられましたが、結局小さくならないとのことで来年から休職されて手術を受けられることになったそうです。私は少しだけがん治療のタイミングが早かったので偉そうにしていたのですが、再発や転移の話を聞くと悲しくなります。

でも、この方にも言ったことがあるのですよ、長さだけに重きを置くと不幸になりますよって。せっかくこの世に生まれてきたわけですが、残念なことに死ぬタイミングを選ぶことはできません。それなら少しでも充実した生を全うしたいって思って生きています。自分から不摂生をするつもりはさらさらありませんが、万が一転移したらそれはそのまま素直に受け入れようと思っています。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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