2015年09月25日

オーシャンブリッジスタッフの結婚式で乾杯のご挨拶/家族で困難を乗り越える

先日のシルバーウィーク中に、オーシャンブリッジのスタッフのSさんの結婚式に参加させていただきました。

Sさん結婚式

新婦のSさんは昨年の12月に入社し、経営管理部の一員として、総務関連業務や海外パートナー(イギリス、スロベニア等)との受発注業務などを担当しています。いつもちゃきちゃきと手際よく、かつ明るくポジティブに、スタッフ全員が働きやすい環境を実現しようとがんばってくれています。

僕は先週までは高熱で体調に不安もあったのですが、その後、抗がん剤を中断したことなどもあって、何とか体調も回復し、無事に参列してくることができました。

披露宴では、新婦の来賓の代表として乾杯のご挨拶をさせていただきました。

これから人生をともに歩んでいく新郎新婦のお二人に、自分にしかできない話ができればと思い、Sさんの会社での働きぶりを紹介させていただいた後、以下のようなスピーチをさせていただきました。

ーーー

結婚生活には、楽しいことももちろんたくさんありますが、苦しいこと、辛いこともあります。

自分自身の17年前の結婚式のことを思い出します。結婚の3年後にオーシャンブリッジを設立しました。起業後は山あり谷ありでした。家内には会社のことでたくさん心配をかけました。

その後、今から4年前の40歳のとき、脳腫瘍が見つかり、手術を受けました。その2年後、42歳のときには、白血病が見つかり、7ヶ月間入院して抗がん剤治療を受けました。脳腫瘍は5年生存率25%、白血病は5年生存率40%と言われました。

でも、家族の支えがあったからこそ、今、こうして生きています。今日、こうして結婚式にも参加できています。

入院中は、いつも家内は娘をベビーカーに載せて、猛暑の中、病院にお見舞いに来てくれました。汗をかいた体に、無菌病棟に入るためのガウンとマスクを身につけ、さらに汗をかきながら、2人で病室まで来てくれました。せっかくお見舞いに来てくれても、僕の体調が悪く娘には会えないこともありました。でも、いつも2人で常に僕を励ましてくれました。精神的にも肉体的にも助けられました。

家内と娘の支えがなければ、とても2回のがん闘病を乗り越えることはできませんでした。家族がいなければ、文字通りの意味で、僕はもうこの世にいなかったと思います。

長い人生の中では、結婚した時には予想もしなかったようなことも起こります。でも、結婚式のこの日にお互いを大切に思っている気持ちを、これからもずっと忘れずに持ち続ければ、どんなことが起こっても、必ず、2人で乗り越えていくことができます。お互いに支え合う気持ちをずっと忘れずにいれば、乗り越えられない困難はありません。

これからの人生を、2人で支えあって生きていくことで、楽しいことは何倍にもなります。そして苦しいことは必ず乗り越えられます。

お2人が今日の気持ちを忘れずに、ともに支え合い、お互いを思いやって、幸せな人生を送られることを、心から願っております。

ーーー

Sさん、ご結婚本当におめでとう!ご主人と末永くお幸せに!!!

Sさん結婚式

Sさん結婚式

Sさん結婚式

Sさん結婚式

(写真は全てFUJIFILM X-T10 & XF23mm F1.4)

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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