2017年03月23日

アメリカのメンターからの励ましがバルセロナの大逆転劇とつながった

僕が創業したオーシャンブリッジは、海外のベンチャー企業が開発したソフトウェアを日本語に翻訳し、日本企業に販売しています。よって海外のソフトウェア企業といろいろ取引があるわけですが、そのうちの最も古株が、アメリカのInformative Graphics社(IGC)です(現在はOpen Text社が買収)。

ベットのテーブル上のバルセロナマグカップ

IGCとは、僕が2001年にオーシャンブリッジを創業する前からの付き合いです。もう18年ほどでしょうか。そのため、同社創業者のGary Heath(ゲイリー・ヒース)とは、ビジネスを超えた付き合いを今でも続けています。ビジネスの大先輩であると同時に、僕の人生のメンターです。これまでも人生のポイントポイントで、僕や僕の家内に適切なアドバイスを与えてくれました。

そのGaryに、今回の3回目のがん、急性骨髄性白血病のことを伝えました。彼はこれまでも僕ががんで入院すると、励ましのメッセージや、アメリカの最新の分子標的薬の情報などを送ってくれ、来日時は病院までお見舞いに来てくれました。いつも彼の言葉には非常に勇気付けられました。

そして、今回彼が送ってくれたメッセージには、ある偶然の一致がありました。彼はメールの最後の方で、こんな言葉をくれました。

Stay strong my friend and if there is anyone that will get through it – it is you!

【高山訳】強くあれ、友よ。もしこの世にこの状況を切り抜けられる者がいるとすれば、それは君だ!

「最近どこかで見たような表現だな・・・」と思案しているうちに、思い出しました。先日のバルサの奇跡的な大逆転劇です。

▼誰もが無理だと言った奇跡の大逆転に勇気付けられた|オーシャンブリッジ高山のブログ

このサッカーのバルセロナの大逆転劇の前に、かつて選手として、そして監督としてバルセロナの黄金期を築いたペップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)が、バルセロナがパリ・サンジェルマン(PSG)とのファーストレグに0-4で大敗したことについて問われたとき、「まだ90分間が残っており、どんなことも起こる可能性がある」という言葉に続け、このように言っていました。

やれるチームがあるとすればバルサだ。

ペップ、将来のバルサ復帰を否定。「絶対にない。あそこでの時間は終わった」 (フットボールチャンネル) - Yahoo!ニュース

Garyの「もしこの世にこの状況を切り抜けられる者がいるとすれば、それは君だ!」という言葉を読んで、ペップ・グアルディオラの「やれるチームがあるとすればバルサだ。」という言葉を思い出してしまいました。

今回の急性骨髄性白血病の発症にはこれまでの2回のがん以上にショックを受けています。これまで以上に厳しい治療になります。

でも、このバルサの大逆転劇には本当に勇気づけられました。生存率なんて関係ないと思えました。

そして、長年の友でありメンターである、Garyから届いた励ましの言葉に、そのバルサの大逆転を予見するグアルディオラの言葉と同じ強さ、そして不思議な一致を感じました。

もちろん一患者である僕一人と世界的なサッカーチームであるバルセロナとは比べようもありません。

でも、ペップが言った通りにバルサが大逆転したように、Garyが言った通り、僕もこの急性骨髄性白血病を乗り越えます。絶対に。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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